ダイアリー&メッセージ2020.5


2020年5月31日 21:20:17

5月中に書類関係を片付けようと立てた目標は、一応達成、
したかに思われたのですが、
なんと、デスクの引き出しと袖机の中身が手つかず状態。
うかつでした。
思うようには進みませんね。

それでも机の周りは見違えるほどすっきり。
机の上での作業が普通の状態でできるようになりました。
一般の人にとっては当たり前のことなんですが、
とりあえずはうれしいですね。

この先の目標は、
7月いっぱいまでに、2部屋にうずたかく積み上げられている釣り具の整理と処分。
スチール棚も、少なくとも5台は処分しないといけないでしょうね

6月末までに大雑把な片付けと処分をすませ、
その後は微調整しながら、1ヶ月間で完了させるつもり。
その後は写真の整理や廃棄に取り掛かる予定です。

残すのは好きな魚種を狙うタックルだけにとどめ、
どうしても間に合わない場合はレンタルに頼ることになるかもしれません。
今までのようにあれもこれも狙うのは難しいでしょうが、
体調が許す限りは今まで通り、
好きな釣りを続けられるような手筈は整えておくつもりです。

・・・

先だってのアナゴは2食で平らげてしまいました。
白焼きが思った以上にうまく焼けたので、また釣りに行きたくなったほど。
新たなワザを会得したので、試してみたい気持ちもあります。

できれば神奈川の船宿でのアナゴ釣りをしたいのですが、
まだ都県境の越境には躊躇しています。
さらに隣の千葉県まで出かける気になれば、ウナギを狙うこともできます。
たしかにアナゴの脂の乗りは抜群でしたが、
天然のウナギには勝てません。

そういえば今年はウナギの稚魚の遡上が近年になく良かったとのこと。
天然ウナギの遡上や発育はどうなんでしょうか。
遠出の自粛解除が待たれてなりません。


2020年5月30日 21:08:52

明日で五月も終わりですね。
お伝えしているように、昨年から釣りの終活を進めているのですが、
思うようにはかどってはおりません。
それでも書類や資料、本などは着々と減少していて、
ゴミ出しの日には何袋も捨てています。
資源ごみの回収日に出す量は半端じゃありません。
おかげで、棚にもかなりの隙間が現れるようになり、成果が見てとれます。
できれば明日中には書類関係の整理を完了したいと思っていましたが、
どうやら目鼻がつきそうです。

一連の作業が終わったら、次はいよいよ釣りの小物関係の整理。
まだまだ使えそうなものがたくさんあって、
捨てるのはもったいない気がしてなりません。
といっても、仕分けして梱包し、
どこかに届けるなんてことをはじめたら始末に負えそうもありません。
心苦しい限りですが、
まとめて処分するほかはなさそうです。

そんな作業をしているさなか、
懸案の特別定額給付金の申請書類が届きました。
足立区では22日から送付を始めて、
本日、30日中にはすべてを配達するとのことでしたから、
そのしんがりということですね。
区内の知り合いのは月曜日に受け取ったと言いますから、
外れ籤を引いたということでしょう。
早速記入して、先ほど投函しましたので、
たぶん、六月中には振り込まれることでしょう。
気長に待つことにしましょう。

され、週明けからは、緊急事態宣言の解除も第二段階に入ります。
タハラッチは都内からの出船ながらも、
すでに釣行を敢行しました。
なんて大袈裟なものじゃありませんが・・・。

ということでこの調子が続けばタハラッチも第二段階へ移行するつもり。
都県境を超える釣行に出かけたいのですが、
うまく解除されてくれるかどうか・・・。
成り行きを注視しています。


2020年5月29日 20:30:03

昨日、今日と、都内のコロナ感染者数は増加してしまいました。
たぶんこんなことになるだろうと思い、
緊急事態宣言が解除になった直後を狙って、一昨日は釣行したのです。
宣言の蒸し返しなんてことにならなければよいのですが・・・。

今日、都内の上空をブルーインパレスが飛行して、
とくに医療関係者を激励するという試みがあるとのニュースを受けました。
江戸川区から葛飾区にかけての上空を飛び、
目黒区方面へ旋回するとのこと。
足立区の上空は避けられてしまいましたが、
ひょっとしてと思い、飛行予定時刻が迫ってくるころ、
飛行機の音に注意を凝らしていました。

すると遠くから爆音が聞こえてきたのです。
快晴の空を見上げると、南南西の方角のやや低い高さに、
5条の白い筋を引きずりながら飛んでいく編隊を確認。
本当は6機の本隊と伴走するもう1機だったのかもしれませんが、
ともかく、力づけられたように感じられました。

予断は許せませんが、
週明けの6月1日からは、宣言解除後の大2段階に入るとのこと。
行動の制限がかなり緩和されるそうです。
先日来の調子で、この先も感染者数が減っていってくれれば、
釣行予定も立てやすくなります。

期待は大きく膨らんでいます。
ただし若者でしたら問題はあまり深刻ではないかもしれませんが、
年を取っているタハラッチには、
航行時間が長くて、
キャビンの利用を余儀なくされるような釣りに関しては、
躊躇せざるを得ません。

ということで必然的にターゲットは絞られてしまいますね。
本当は、
銭洲、ベニアコウ、アカイカ、アカムツ、キンメなどへ行きたいのですが、
もうしばらく様子見でしょうね。
また神奈川県の一部の港によっては、
県外ナンバーの車の入場を禁止しているところもあるとのこと。
一筋縄ではいきそうにありません。


2020年5月28日 16:00:29

昨日の夜アナゴ、
竿頭は今季最多をマークしたというのに、タハラッチは最悪。
惨敗でした。



都内からの出船ですから、思いついて、初めて、電車で行ってみました。
3路線を乗り継ぎましたが、電車の中はいずれもガラガラ。
予想通り、1時間ちょっと。
都区内の端から端への移動ですから、こんなものでしょう。
18時出船の予定のところ、16時過ぎには到着。
でも受付は定員14名の8番目。
すごい人気ですね。
ちなみに復路は乗り継ぎの影響もあったのでしょう。
2時間も要してしまいました。
やはり車のほうが便利で速いですね。

どういうわけか、右の前が空いています。
釣果を優先してこの日の釣座を選ぶのでしたら、
右トモ、左トモ、右ミヨシ、左ミヨシの順なのですが、
ワザを見たいと思っている名人は、右のトモ。
トモ2番と4番がふさがっているので、躊躇なく3番に入りました。

でもこれが大失敗。
名人の釣り姿はほとんど見えません。
といってあからさまに見に行くのは気が引けます。
開始早々から両隣は型を出しています。
右隣りは常連でしょう。
手慣れた竿さばきは参考になります。
左はやや長めの1本竿で、チョイ投げプラス小突き。
名人の釣れ具合はまったくわかりません。

タハラッチはいつもの通り、
ランプ付きオモリのランプ部分に今西テープを巻きつけ、
光量をセーブしています。
右は緑のランプで、左は赤を交えたレインボー。
昨シーズン、道糸切れで赤を失ってしまい、補充していないのです。
ハリスは長短の2本ずつのつもりですが、長さにほとんど差は見られません。
先日示した通り、エサ付けは定番の団子刺しで、
1本のハリにアオイソメを1尾刺しました。

中盤を迎えて、
ときどき仲乗りが船中を回ってきて、釣況をチェックしています。
ところがタハラッチは1尾も釣っていないのです。
釣ったのはフグとシロキスを1尾ずつ。
潮上の竿からチョイ投げし、糸ふけを取って小突きます。
名人のワザは見えませんので、
釣果を伸ばしている両隣の小突きを参考にして真似しているつもりですが、
ともかくアタらないのです。
後半に入り、仲乗りが各自の釣果を取りに来て、船頭がさばき始めました。
それでもボウズなんです。

もう残り時間は1時間もありません。
たぶんボウズはタハラッチひとりでしょう。
船上の嫌な雰囲気がひしひしと伝わってきます。
この船では5本以下しか釣れなかった人には補充してくれます。
過去に何度か乗船していますが、そんな屈辱は味わいたくありません。

そういえば常連のエサの刺し方が、タハラッチとは少し違っているようです。
これが原因かもしれません。
長年慣れ親しんできた団子刺しから、破れかぶれで転換してみました。

するとどうでしょう。
途端に左の竿にアナゴ特有のゴツゴツッというアタリ。
大きくアワセて巻き上げにかかり、
アナゴの姿が見えるかどうかというタイミングで、
右においてある竿にもアタリ。
アベレージサイズを2本釣り上げることができました。
やはり肝はエサ付けだったのです。

ここから懸命な追い上げモードに入ります。
アワセ損ないが2回ありましたが、もう4尾を追釣。
貧果とはいうものの、補充サービスからは脱出することができ、
安堵、ほっとしました。
ちなみに順調そうに見えた左隣は7本で、右の常連は15本。
思ったほどではなかったようです。
名人はというと、
ほかの3隅を含めた2位以下にダブルスコア以上の差をつける44尾。
そのワザを垣間見ることはできませんでしたが、
すごいものですね。

なおタハラッチの釣果の順位は船中8位。
受付札の番号と同じでした。
でもあんなエサの刺し方で釣果が一変するなんて、
目からウロコのアナゴ釣りでした。
ということで結局、写真を撮る余裕なんかなかったですね。

さきほど食べたアナゴの白焼きの写真で勘弁してください。
コクが口いっぱいに広がり、
ともかく旨いの一言。
明日あたりからほとんどの船が乗合船をスタートさせるようです。
またチャレンジしたいですね。


2020年5月27日 14:15:43

今日はどうやら大丈夫そう。
といっても何が何だか要領を得ません。
お天気、凪ぎは良さそうですし、一昨日までのアナゴの釣況もまずまず。
タハラッチの体調もまったく悪くはありません。

一番肝心なのはコロナ禍と緊急事態宣言の余波。
もっともほとんどの船宿は外出自粛要請なんか、ものともしていませんでしたし・・・。

ということで今夜のアナゴ乗合船の最後の1名で、予約が取れました。
もう少ししたら出掛けるつもりで、帰宅は23時過ぎの予定。
というより真夜中近くになるかもしれません。
釣果にかかわらず、今日の更新はお休みさせていただきます。

スマホからのツイッターや
Fishing Reportのブログアップができればやりたいのですが、
どうもうまくいかないようです。


2020年5月26日 20:42:54

明日の月は小さく、南西風とはいえ2m程度とのこと。
外出自粛要請はまだ継続されているようですが、
緊急事態宣言も解除されましたので、
都県境を越えない船宿から、夜アナゴに出掛けることにしました。

昨日のテーマは100kg超の大物でしたが、
明日はちっぽけなアナゴ狙い。
微妙な釣趣を味わう釣りですから、腕の差がはっきり表れます。
目星をつけた船には凄腕の常連がいて、
7日連チャンで明日も乗るそうです。
少し早めに行って、名人の近くの釣り座を取り、
妙技を垣間見たいと思っているのですが、どんなものでしょうか。

そういえばその昔、変わった人がいました。
初日に乗り合わせた隣の釣り人が60kgもの大物を仕留め、
圧倒されてしまったようです。
翌日も同じ釣り座となったのが気に入らなかったようで、
どうしてもその上手な釣り人の隣では竿を出したくないとのこと。
いいチャンスだからじっくり観察すればよいのですが、
Going my way.
やむを得ず釣り座を代わってやりました。

先だってのスミイカ釣りの際、
1杯だけ、先っ走って釣った後、しばらく調子の出なかったタハラッチは、
上手に並んで釣りまくっていた釣り師の誘いのペースを真似して、
彼をしのぐほどの釣果に恵まれました。
いくつになっても勉強ですね。

久しぶりの乗船ですから、気持ちがウキウキしています。
我が家を15時ごろ出発すればゆっくり間に合う手軽さもいいですね。


2020年5月25日 20:04:10

五月の大潮が昨日で終わりました。
昔はこのタイミングが絶好の狙い目と言われたのが大型のイシナギ。
高橋治の直木賞作品、「秘伝」で、
主人公たちが挑戦したのが、この魚なのです。

 
乗っ込みの時季にはこの巨大魚が群れを成して浅場に集結します。
うまくポイントに当たれば、
着底寸前のオモリがイシナギの頭を叩くのではないかと言われたほど。
左は船中12名が竿を出し、うち8名が仕留めた中の1尾です。
1発はスッポ抜けで、1発は途中でバレ。
それでも下記のように6本の巨大イシナギが浮上したのです。


それもポイントに到着した直後の第1投目。
すごいですね。
凄腕船頭の勘が冴えていました。

右の写真はタハラッチが60歳の時。
カンナギを狙って400mダチを攻めていたときの釣果です。
このとき攻めた海域では、
100kg超のカンナギは何尾も上がっていたのですが、
船頭もイシナギを見たのは初めてとのこと。
114kgでした。

ところがこの少し後、
会員のTHさんが同じ船で120kgのイシナギを仕留めました。
あっという間にクリアされたのです。
なんとこれは莫大な費用をかけて剥製にされ、品川水族館に寄贈されました。
すごい迫力ですね。


じつはこの魚、いろいろ言われていますが、
意外と旨いんです。
別の釣行の後、知り合いの鮨屋に持ち込んで料理してもらいました。
刺身、煮付け、塩焼きなど定番の料理のほか、
肝を煮付けてくれました。
凄腕の板さんですから、これが抜群。
もともとこの魚の肝は漢方薬の材料として売られていて、
食べ過ぎると頭髪が抜けると言わていたのです。

ところがあまりの旨さにびっくりしたタハラッチは、
仕留めた特権をふりかざして、独り占めにして平らげてしまいました。
きっと天罰が下ったのでしょう。
それ以降、バサッ、バサッという感じで髪が抜けてしまったのです。
もちろん回復しませんが、
幸いなことにその後は抜け方が落ち着いていますので、
現在も、ツルッ禿だけは免れております。
このときの料理の写真がたしかにあるはずなんですが、
まだ見つかりません。
ご覧に入れたいのですが・・・。


2020年5月24日 20:05:53

コロナショックの外出自粛要請、
戸惑ったり、困ったり、憤ったりしましたが、
悪いことばかりじゃありません。
懸案だった終活の準備がかなり進んだのです。

次のプランを立てるかもしれないと、
膨大な量の資料をストックしておりましたが、
今回のショックで踏ん切りをつけました。
A4のコピー用紙にプリントされた情報の数々は、
全部を積み上げたら、たぶん1mをはるかに超えています。
日本国内だけじゃなく、世界各国、
といっても、
アラスカ、カナダ、ハワイ、サイパン、グレートバリア、バリ、
スペイン、台湾、済州島、
その他、行きそこなった国々も含めて、ものすごい量でした。

いずれも懐かしい思い出がいっぱい。
いろんなことがありました。
10年ほど前のある年には、6月にアラスカ、7月に台湾、
そして秋には知床や与那国など、
精力的に出かけては釣りまくっていたこともありました。
振り返れば驚異的な体力と精神力でした。

でもどうやら、もう少しで本や資料の整理は完結しそう。
その後はこれまた膨大な量が残っている釣り具の始末に取り掛かります。
昨年から徐々に進めていて、
ひところに比べればかなり少なくはなっているのですが、
スチール棚5台に収まり切れず、
狭い我が家の3室にはみ出していて、カミさんの顰蹙を買っているのです。
できれば一ヶ月くらいで片付くとうれしいんですが、
どんなことになるのでしょうか。
まぁ、先が見えてきただけに、良しとしましょう。

・・・

先が見えてきたと言えば、
コロナショックの外出自粛要請の収束も迫ってきたようです。
解除されたら真っ先に行こうと思っているのが夜アナゴ。
その準備を始めたところ、
なんとすマックの調子が思わしくありません。
グリスをくれて、何度も作動を繰り返しましたが、
まだ右手巻きのほうが鈍いのです。
こちらはスマック機能の付いた別の機種がありますので、
左右のリールが異なることにはなりますが、
なんとかなりそう。
先月から足止めを食らっていますので、
潮風を胸いっぱい吸い込んできたいものですね。

・・・

アカムツのリクエストにもお応えしなければなりませんし、
先月、断念したままになっているマダイにも出かけたいと思っています。
島周りのアカイカ、銭洲、金洲、キンメ、ベニアコウなど、
航程の長いターゲットにつきましても、
この先の状況を見ながら、そろそろ企画したいと思っています。
間に合えばいいのですが・・・。


2020年5月23日 21:31:17

アベノマスクは昨日届きましたが、
同じ足立区内でもまだ届いていなところもあるとのこと。
のんびりしてますね。
そしてこの足立区では昨日からようやく、
特別定額給付金の申請用紙が発送されたとのこと。
ひょっとしたら届いているかと期待して郵便受けを覗きましたが、
やっぱりまだでしたね。

オンライン申請はスマホが登場する最後のステップから先が
にっちもさっちもいきませんので、
待ちきれないタハラッチはカードリーダーの手配をしました。
コジマでは6月下旬の入荷予定だと言ってましたが、
足立区でのオンライン申請の期限は5月31日までですから、
これじゃ間に合いません・。
無駄な投資になるかもしれませんが、どちらが早く申請できるかな。

そんな状況ですが、今日の都内の新たなコロナ感染者は3人。
期待が持てる数字になってきました。
すぐには、完全な終息というわけにはいかないでしょうが、
出口が少し見えてきたように思えます。

ということは最初に行くべきはやっぱり夜アナゴかな。
このところかなり順調な釣況ですので、少しおさらいしてみました。

まずはエサ付け。
ひと頃は特エサを買い求めて通ったこともありましたが、
今は船宿支給のアオイソメで十分でしょう。
ともかく少しでもでっかく、
そして取れないよう、垂れ下らないように刺すことが大切ですね。


江戸前のアナゴ釣りは手バネ竿を両手に持ち、
船下をリズミカルに小突くのが主流。
タハラッチはちょい投げプラス小突きの組み合わせでやっています。
そのため小型のスピニングリールを愛用していた時期もありましたが、
高さがあるため何かと引っ掛かってしまいます。
そこで現在はもっぱらカワハギ用の小型両軸のスマックタイプ。
これだと手前にに引いてきたとき、竿を持ち替えて糸ふけを巻き取る手間が不要です。
片手で操作ができるのが強みですね。
右手で持つ竿には左巻き用、
左手には右手巻きを持つと、アワセからの巻き上げがスムーズにできます。

決め手はともかく、エサが海底から浮き上がらないこと。

アナゴのアタリは千差万別ですから、
いち、にっ、さんのタイミングでかならずハリ掛かりするかというと、
残念ながらそうとは言い切れません。
もぞもぞやっているうちにガッと強めのアタリが来ることも少なくありません。
強いアタリにはやや早めのアワセが効果的かもしれませんが、
基本的には早アワセより、少し遅めのほうに分があるような気がしています。

アワセの妙とともに、食べて旨いのがこの時季のアナゴです。
16時過ぎに宿に入り、沖上がりは21時ごろだったかな。
22時には宿を辞することができる手軽さも魅力。
ちなみにストック5なんて言って、
万一釣れなくても、最低5本のお土産を確約してくれる船宿もあります。
もちろん各宿とも、
釣ったアナゴをさばいてくれますから安心。
外出自粛制限が解除されたら、ぜひ出かけたいと思っています。


2020年5月22日 19:54:20

豪勢なトーナメントのお話の後は、ちょっとみみっちい話。
ようやく今日、我が家のポストに届いていました。
そうです。
鳴り物入りのアベノマスク。

ひと世帯に2枚だけで、どうしろというのでしょうか。
感染拡大の出口が見えかかっている今日この頃ですから、
この調子で収束してくれれば、無用となってシャンシャンなのですが・・・。

今日は19日の検査の結果を聞きに、
都心の病院へ行ってきました。
往路は先日同、様始発電車でしたので、混雑状況はほんの少し増加という程度。
病院の受付フロアの混雑も気にはなりませんでした。

ところが眼科の待合室に入ると、患者の数は先日の3倍くらい。
そして検査が進行していくにつれて、どんどん数が増えていくのです。
結局、診察を受けるまでに1時間弱を要してしまいました。

これでも普段と比べると短いほう。
長いときには2時間近くもかかっていました。
でも例の「すぐ帰れる」サービスの霊験はあらたかで、
会計処理や次回の予約は2、3分というところ。
金額がわかるのは5日後で、同時にクレジットカードで決済されます。
ということで
19日の検査の費用もまだ届いていません。

さて診察が終わって、帰りの電車はというと、
少し混んでいましたが、
タハラッチを含めて、シートにはひとり置きに座っています。

新たな駅から乗り込んでくる乗客も、空いているところには座らず、
ドア付近などに立っていました
みんなが気配りをしているって感じ。
ほっとさせられました。

でも朝晩の通勤ラッシュの時間帯は、こうはいかないでしょう。
こちらは大いに心配になりましたが、
幸いなことにタハラッチはその渦中に乗車することはなさそうです。
その時間帯に乗車する皆さん、ご苦労様です。

いずれにしても早く収束してくれることを願うほかはありません。
幸か不幸か、
明日までは梅雨のような陽気が続くようですが、
自粛見直しをするという25日からは晴れモードに代わる予報です。
うまくいけば釣りに出られるようになるかもしれませんね。
ちょっと期待が持てるかもしれません。


2020年5月21日 19:52:37


片付けていたらまた貴重な写真が出てきました。
先だってちょこっと触れた賞金2億円というトローリング大会の表彰式。
タハラッチは行きそこないましたが、
この小切手の額面は$2,162,035.00。
2008年ですから当時のレートはたぶん120円近くだったのではないでしょうか。
ということは2億5千万円以上。
世界中からお金持ちがやってきて、競い合ったのです。

 
多くのチームは自国からボートを回送して参加しましたが、
タハラッチたちにはボートがありませんから、
現地の腕っこきスキッパーの船をチャーターする手はずを整えました。
とてつもなくでっかい夢のあるトーナメントでしたから・・・。


もう二度と再び、あのようなチャンスは訪れてくれないと思います。
返す返すも残念でなりません。
行きたかったな。


2020年5月20日 21:33:45


東京湾口で、アカムツが上向いています。
17日は、10名で2~13尾、船中合計53尾を仕留めたとのこと。
以前からこの時季は産卵前の荒食いで、良い釣果を見ることがありました。

 
最近のグルメ番組ではえらくもてはやされていますが、
塩焼きでも煮付けでも、
もちろん刺身でも焙りでもその旨さは抜群。
コロナが解禁になれば、
アナゴ、アカイカとともに、釣りに出かけたいターゲットです。


2020年5月19日 20:19:42

このところずっと、籠城を決め込んでいるタハラッチですが、
昨日、今日の二日間は、連チャンで外出しました。
行った先はそれぞれ病院です。
今月はそのほか、11日にも病院へ行きましたが、
その時は普段より多少、患者の数が少なめという程度でしたが、
今回はそんなもんじゃありません。

タハラッチが子供のころ、病院は閑散としていて、
とくに手術室などのあるエリアなどは人っ気がほとんどなく、
怖いくらいに感じていたものです。
昨今は、病院の中はすべて混雑していて、
押すな押すなの大盛況。
予約しているのに、嫌というほど待たされます。

昨日はMDCTという心臓の血管の検査。
造影剤を飲まされての検査でしたから1時間近くを要しましたが、
前の患者の検査が押していたため、
それがすむまで待たされたくらいでした。
その間、姿を見た患者はほかの検査を含めて4人だけ。
びっくりするくらい少ないですね。

今日は都心の大学病院での視力と視野の検査。
こちらはいつも大混雑していて、
受付から会計完了まで、2時間から2時間半ほどを要していました。
とくに会計での待ち時間が長いのが悩みのタネですが、
これをスキップする方法があったのです。

「すぐ帰れる」サービスというのですが、
あらかじめWEBサイトで登録しておくと、当日の支払いではなく、
後日精算すればよいという、ありがたいシステムなんです。

またあの大混雑の中で待つのはイヤ。
コロナ感染の心配もぬぐえませんから、できれば回避したいと思い、
昨日のうちに、ネット登録を済ませておきました。
ところが、いざ病院に到着すると、
な、なんと、いつも人でごった返している待合所ががらんとしています。
昨日の心臓の検査室ほどではありませんが、
期待しながら眼科へ行くと、
こちらの待合室には数名の患者がいるだけ。
あっけにとられました。

いつもあんなにたくさんいた大勢の患者たちは、
いったい何だったのでしょう。
不要不急の患者なんて存在するのかなぁ。
でも空いていたおかげで、検査は30分もかからずに終了。
会計で「すぐ帰れる」サービスを告げると、
次回の予約票を渡されただけで終了し、解放されました。

で、今日の結果は22日に、
昨日の結果は6月1日にわかります。
さてその時、病院の混雑具合はどうなっているか、興味津々。
想像を巡らせております。


2020年5月18日 17:56:42

神子元島周りで仕留めた12.4kgのオオカミの写真が掲載されたDaiwa News、
ありました。

使用したタックルがやはり間違っていました。
道糸は棚マーカーの8号。
PEラインが登場するより以前は、こんなに太い糸を使っていたのですね。
ようやく記憶をたどることができました。
二転、三転して申し訳ありません。

さてこの次の号のDaiwa Newsは87年新年号。
直前には各ジャンルのフィールドテスターたちが揃って
86年・ザ・フィッシング総集編のパーティがあり
タハラッチも参加して、暮れの30日のオンエアーとなりました。

自慢話っぽいのですが、この映像の中には、
タハラッチとしてはとても珍しいものが写っていたのです。

タハラッチの後ろの壁には上記のシマアジの魚拓。
渓流の白石さんやヘラの野本さんのバックにはマダイの魚拓が見られます。
いずれも当時、タハラッチが通い詰めていた神子元島周りでの釣果。
マダイは磯釣り師上がりの釣り仲間の頼みで作り、
シマアジのほうはこのイベントを想定していたのでしょう、
白石氏の依頼で拓にしたものです。

そもそも旨い魚を釣って食べるという目的で始めた釣りです。
魚拓を取るために塗った墨の匂いは、どんなに洗っても決して落ちません。
魚の味が変わってしまうのです。
ほとんどとることはありませんでした。

山登りをしていたころから、
とくに証拠写真めいたものは無視してきましたので、
一部の釣り師の間に蔓延していた魚拓神話にはまったくかかわっておりません。
思い出は人の心の中にしっかりと映しておけば十分。
墓は心の中に建てれば良い、と云った登山家もありました。
登山記録も大物釣りの記録も、
亡くなってしまった人たちとの楽しかった思い出もすべてそうなんです。

その後フィッシングライターで飯を食うようになったため、
写真は不可欠のものになってしまいましたが、
もともとは記憶の中に留めておけばよいと考えていたのです。

とはいえ、このパーティーに参列していた方々の中には、
すでに亡くなった方もいらっしゃいます。
別の機会に、その方々にまつわる、
面白そうなエピソードをお伝えできる日が来ればいいなと思っております。


2020年5月17日 20:23:43

足立区では、
今月一日から特別定額給付金の申請が開始されています。
これに気付いたのは数日前ですから、
のんびりしすぎていました。
むろん、対応するカードリーダーなどは持っておりませんが、
スマホがあればオンライン申請ができるというので挑戦してみました。

ところが難しいですね。
ぴったりサービスという方法があるのでやってみましたが、
スマホからでは途中で何度も切断されてしまい、
なかなか行きつけません。

そこでパソコンからやってみました。
こちらは途中での切断はスマホほど激しくはなかったので、
ステップ8まであるうちの7、
電子署名の一歩手前までは完了することができました。
でもここから先は、にっちもさっちもいきません。
マイナンバーカードをスマホにかざさなければなりませんが、
うんともすんとも反応しないのです。

スマホによって、読み取らせる位置が異なっているということに気付くまで、
2日以上要しました。
そしてようやく読み取りが成功したのですが、
何度やっても、スマホとパソコンが連動しないのです。
いささかくたびれました。

パソコンとスマホの連携での申請はどうやら難しそうだと判断。
近所にあるコジマに、
マイナンバーカードに対応するカードリーダーの在庫を問い合わせると、
6月下旬まで入荷する見込みはないとのこと。
パソコンからのオンライン申請の道は閉ざされてしまったようです。

2、3日前の情報だと、
足立区のオンライン申請者はすでに、13,000人ほどとのこと。
マイナンバーカードを取得している人は、
全体の10%もいないというのにこれほどの数。
マスクすら届いていない現状ですから、
郵送される申請書を待っていたら、
いつになるか分かったものじゃありません。

かくなる上はアクセスの比較的すいている時間帯を見つけて、
スマホだけで申請する方法しかありません。
こんなことだったら、
もう少し容量の大きな機種を選んでおけば良かったと後悔しておりますが、
先に立たずですね。

それにしても、さてさて、複雑な世の中になってしまったようです。


2020年5月16日 20:19:36

楽しかった日々の思い出はまだまだ続いていますが、
現状は、海外どころではなく、
海にも山へも行くことができない籠城生活が強いられています。
一部の県、
というよりほとんどの県では外出自粛要請が解除されたようですが、
首都圏、近畿圏と北海道は相変わらず。
都民であるタハラッチは、都県境をまたいでの外出は控えざるを得ません。

それでも、都内から出船できる乗合船がいくつかあります。
アジ、タチウオ、マゴチ、シロキスにアナゴなど。
この時季、タハラッチの興味を引くのが夜アナゴです。
ポツポツの滑り出しだったのですが、ここにきて、急激に釣況が好転。
昨晩は30本以上の好釣果が見られたとのことです。
タックルも仕掛けもチェックしてありますから、ぜひ行きたいですね。

とはいえ来週は、病院での検査や診察が立て込んでいて、
身動きが取れそうにありません。
もっとも梅雨アナゴといわれるくらいですから、
あまり焦ることはありません。
スタートが遅かった分だけ、7月になってもいけるような気がしているのですが・・・。

でも、いろいろな事情が生じたため、
ごった返しているわが仕事部屋を、早急に片付けなければなりません。
資料をチェックしながら選別し、膨大な量を破棄しましたが、
まだものすごい量が残っています。
途中経過としては、
数10枚のクリアファイルと、
片面が白紙のA4コピー用紙が10cmほどの厚さになりました。
メモ用紙にするつもりですが、
これ以上はたぶん、生きている間には使いきれないでしょう。

釣り具の中でも仕掛けとオモリの処理が遅々としています。
6台もあるマリンパも半分にしたいですね。
ジャンボステン缶もたくさん残っていて、
樹脂製のものを含めると、どうにも使いきれない数になります。
でもこれらは一応、形としてまとまっているので、処理するのも比較的容易。
始末に負えないのが仕掛けですね。
ともかく、暇を見つけてはハリや金属部分を切り取り、分別しては廃棄しています。
いつまで続くヌカルミぞ。
身から出たサビではありますが・・・。


2020年5月15日 21:03:58


写真の整理をしていて見つけました。
30年前、サイパンのホテルでのタハラッチです。
Vサインで喜んでいますが、
このスロットルマシンの画面を見てください。
スペードのロイヤルストレートフラッシュ。
1回の賭け金はクウォーター、25セントだったのですが、
さほどつぎ込んでいないのに、ジャックポットの1,000ドルを獲得したのです。
4000倍ですね。
このときは釣りではなく、ダイビングのライセンス取得のツアー。
帰国する日のお昼前のことでした。
どういうわけか胴元が賞金を調達するのに手間取り、
飛行機の搭乗時刻に間に合うかどうか、気を揉まされましたが、
なんとか無事に賞金を手にすることができました。
もちろんギャラリーたちにはチップを大盤振る舞いしてしまいましたが・・・。

この頃も競馬やパチンコなどのギャンブルから遠ざかっていましたが、
これはたまたまの時間つぶしでの出来事。
無欲の賜物ですね。
その後も現在まで、マドンナでの麻雀以外はほとんど手を出していません。
賭けのような大物釣りには精を出しましたが・・・。


ところが、アラスカへのフィッシングツアーに通い始めるようになると、
毎回、でっかい賞金を狙うようになりました。
こちらでは毎シーズン、ハリバットダービーが開催されていたのです。
最近は月令の賞金額が1000ドルと低くなりましたが、
始めたころはシーズン通産の優勝金額がたしか50,000ドルくらいで、
日本に帰国してからでも獲得できました。
1回のエントリーフィーは10ドルですから、手軽に手を出しやすく、
まさに夢を釣る思いに満ち溢れていました。

ということで二度目の遠征からは、
過去に賞金を獲得したことのあるトニーという凄腕船頭の船をチャーター。
でっかいハリバットを取り込むと船上で大暴れして怪我をする恐れがあるため、
銃で仕留めてから引き揚げたものですが、
残念がら賞金圏内には一度も達したことはありませんでした。
でも右の写真に写っているように、
電動リールを持ち込んで、目いっぱい楽しむことができましたよ。
トニーさんに頼んで、自動車用のバッテリーを積み込んでもらいましので・・・。
 

その後、賞金がなんと2億円にもなるという
カジキのトローリング大会にも参加する手はずを整えたことがありました。
往復のビジネス航空券やボートチャーター料、ホテル代、エントリフィーなどでの費用が、
1チーム5名で1千万円近くというバブリーなツアー。
残念なことに、直前になってキャンセルする破目になってしまいましたが、
払い込んだ手付金はかなり戻ってきたように記憶しています。
企画からのすべてが賭けそのものでしたね。


2020年5月14日 20:35:58

サクラの開花は早かったのですが、今年の季節の移り変わりは例年より遅めの感じ。
2000m以上の山の中腹には、まだ雪がたっぷりと残っているそうです。
それにつられたのかアナゴ釣りもようやくスタート。
ポツリポツリと食ってるようですから、これから活性が高まってくることでしょう。
コロナ禍の外出自粛が解禁されるころには、きっと良い釣況になっているかもしれません。
楽しみですね。


このくらい食ってくれるとうれしい限り。
でもそうはいかないでしょうね。


伝統的な釣りですから仕掛けも多様化しています。
タハラッチのおすすめは、
水中ランプとオモリが一体化している左の二つ。
二本竿で釣りますので、赤と緑を用意し、
今西テープで光量を絞り、微かに点滅するようにしています。
船によっては明るい明かりをつけていると注意されますので気をつけましょう。


ハリスは右のような出来合いの市販品で十分。
ひと頃はオモリをかました長めの仕掛けを多用したこともありましたが、
結果的にはほとんど差は見られませんでした。
でも、ロングハリスにはときどき、ぶっといヤツが食ってきましたので、
大型志向の方は工夫するとよいでしょう。
でもエサが浮き上がってしまうと、食いが鈍りますよ。


真中のように50cm超の立派なヤツは、
一見するとウナギのようですから、
アナギなんて呼ばれていたこともありましたっけ。

 
白焼き、かば焼き、煮アナゴが定番で、いずれも旨いですね。
ポイントは腹膜をきれいにぬぐい取ること。
泥の海底に生息していますので、
これだけは気をつけましょう。
なお、ほとんどの船宿では、釣ったアナゴは洗浄などでさばいてくれますので、
身だけでなく、頭と骨も持ち帰りたいですね。

 
タハラッチは持ち帰った頭を開いてから軽めに焙り、
中骨も一緒に出しを取ってたれを作ります。
醤油、味醂、砂糖を加えて煮詰めてどろどろのたれにしますので、
職人たちはツメと呼んできました。
ウナギのたれと同じようなものですが、
グルメ番組で言われているように、
何十年も注ぎ足さなくても結構おいしくいただけますよ。
その出しガラのカブトと中骨、
ゲテモノ食いの傾向の強いタハラッチは、揚げものにしてすべて食べ尽します。
さらに数がまとまったときには、内臓まで持ち帰り、
肝を串に巻き付けて肝焼きにして食べることもあります。
ウナギと並んで旨いので病みつきになりますね。


2020年5月13日 21:??:??

当時、船釣りの雄はマダイでした。
世界記録のイサキを仕留めたポイントも、もともとはマダイ場。
細仕掛けじゃないと喰わないよとのことでしたが
港からわずか5分の近場だというのに、
伊豆ですから比較的良型のマダイが食っていました。
水深も20mですから、喰った直後の引きの強さは半端じゃありません。
そこでジャンボイサキとの両股をかけ、
なおかつIGFAルールに則って記録も狙おうと欲張ったのです。
それがこの仕掛け。
2号ハリスというのにはそんな思惑が潜んでいたのです。


PE3号の道糸でしたから、
ハリスの全長は、テンビンを含めて9.14m以内という制限があります。
もちろんコマセもOKですし、コマセカゴも使えます。
竿掛けにセットしておいても、
ヒットしたらすぐに外してやり取りすれば問題ありません。
ほかにも竿の長さやらタモの柄の長さ、その他もろもろの制約がありますが、
いずれも常識の範囲内。
気をつけなければならないのは、
たとえ電源につないでいなくても、電動リールは使えないことくらいかな。
詳しくはIGFAのサイトを参照してください。


その後は専門にイサキを狙うことはほとんどなかったですね。
でも旬のイサキの塩焼きは抜群。
刺身も旨いいですが、おすすめは湯引きした皮の酢の物。
キウリやワカメを一緒に三杯酢が良かったですね。
じつは刺身のために皮を引くとき、
うまく引けずにこびりついた身を美味しく食べたいという素人の苦肉の策。
これはほかの魚にも共通した料理法で、
とくにクロマグロの場合、
塩焼きにすると絶妙の旨さが味わえるのです。
ぜひお試しください。


2020年5月12日 21:54:30



長い間、電動リールのお世話になっているタハラッチですが、
手巻きリールを使わないわけではありません。
アナゴ、スミイカはもっぱら手巻きの両軸リールやスピニングリールですし、
アラスカやカナダでも釣りではほとんど手巻きリールでした。
現在では海外でも電動リールの使用がかなり浸透してきましたが、
タハラッチが出かけ射るころは手巻きリールしか使用されないといってもよいくらいでした。
10数年前の2年ほどは、
アラスカのハリバット釣りに電動リールを持ち込み、
船頭をびっくりさせたこともありました。
現地恒例のハリバットダービーでは使用が認められていて、
それで仕留めた大物でしたら賞金の獲得が可能だったのです。
残念ながら手巻きのころから何度チャレンジしてもそのチャンスは訪れませんでした。

そんなタハラッチが日本でも手巻きリールを使用した釣りがありました。
イサキとメダイとベニアコウ。
当時この3種の魚でしたら、IGFAの世界記録が簡単に狙えたのです。
それには手巻きリールのほか、仕掛けの制限もありました。
メダイはイナンバで記録サイズを仕留めたのですが、
それより少し大きい記録が申請中とのこと。
涙を呑みました。
ベニアコウは1投目の巻き上げにあまりにも膨大な時間がかかったため、
船頭から中止の要請。
別の船でもチャレンジしましたが、不発に終わりました。

うまくいったのがイサキです。
冒頭の写真はその世界記録の認定証ですが、
その後、記録は更新されてしまいました



そろそろイサキのシーズンが始まります。
タハラッチが仕留めたのは42cm、1.05kgでした。
同じ釣り場では2kg以上が何尾も上がっていたのですが、
電動リールで釣るほうが楽しかったので、
結局、再挑戦はしませんでした。

その後、3kg級のイサキが釣れるというポイントで乗っ込みダイを釣ったことがあり、
シーズンになればチャンスがあるよと言われましたが、
そのころには意欲がなくなっていました。

ということで、明日はこの続きのお話をしましょう。


2020年5月11日 20:59:52

釣りの終活を推し進めていると、
過去の釣りのシーンが、
片付けているさまざまな本や資料からよみがえってきます。
フィルムスキャナーが復活したので、
一連のラ・マドンナの」写真もアップすることができました。
でも一度に4枚のフィルムしかコピーできないので、
けっこうな手間を要します。
もっとも現在は、とくにこれといった仕事もない生活ですし、
コロナ危機のため、釣行も見合わせていますから
暇はたっぷりあります。
のんびりしたペースで少しずつやっていきましょう。

でもこのコロナ危機の外出自粛要請、
どうやら少し様相に変化が見られてきたようです。
14日の二度目の期限を前に、
自粛要請を見直す雰囲気がでてきました。
三密が除外されている感じの釣り船の中には、
GW明けから営業を再開している船宿もあって、なんだかいい感じ。
タハラッチもそろそろ夜アナゴなんかに出かけたい気分が膨らんできました。
釣況がそこそこ良さそうですから・・・。

そんな折、アカムツのリクエストも入ってきました。
加えて先月断念したマダイにも行きたい気持ちが募ってきますし、
政府や東京都の対応次第では、
一気に全開モードに突入するかもしれません。

とはいえ、わが足立区だけでも150人近くが感染し、
死亡した方も10名近くいらっしゃいます。
60代、70代、80代ばかりですから、
タハラッチも油断するわけにはいきません。
もっとも中にはすでに回復している方も大勢いらっしゃるようですが・・・。

タハラッチはまだ、ほぼ籠城している状態を脱しておらず、
本や資料の整理、廃棄に精を出しています。
もう使いそうにない仕掛けも、
ハリやサルカンを切り取りながら、廃棄処理しています。
膨大な量で嫌になっちゃいますが・・・。

せのせいか、煩雑だったわが仕事部屋も、
心なしか、少しずつ片付いてきた感じが漂ってきました。
むろんここからが正念場。
気を抜かずに、不要なものはせっせと廃棄するつもりで、
たぶん、もうふた月もすれば見違えるようになるのではないかと
期待しているところなのです。

大物家具のスチール棚4基を廃止できれば、かなりすっきりします。
その先は楽勝のような気がしていますから、
その目標達成に向かって、さらに性根を据えて頑張るつもりです。
そしてその合間を縫って、できるだけ早く釣りに出掛けようと思っています。
気分がめげないように・・・。


2020年5月9日 20:26:55

マドンナに乗船させて戴いたいのは10航海以上あったかなぁ。
終盤ごろになると悪い遊びが流行ってしまいました。
船足はたしか13ノットか14ノットとゆっくり。
船内では手すりにつかまらなくても移動できたほど安定していましたが、
いちばん近いベヨネーズまででも200マイル以上。
10数時間の航程です。

慣れてくるにしたがって、良からぬビデオ鑑賞には飽きが来ます。
そこで嵌まってしまったのが麻雀でした。
安定しているとはいえときおり揺れることもありますから、
普通の麻雀のように二段積みはできません。
二列に並べるほかは一般的な陸のうえの麻雀とまったく同じ。
クルーの中にも好きな人がいて、
それぞれの勤務時間にあわせて交代し、釣り客と一緒に興じたのです。
タハラッチ以外の釣り客はお金持ちでしたが、
クルーも参加するのでレートは低く、
それでもクルーの負けが込んでくると帳消しにしたこともありました。
でもやがて、勤務に支障が生じるということで、
禁止になったように覚えています。

昨年から今年のコロナ危機までの間、
タハラッチは健康麻雀にいそしんでいましたが、
これはラ・マドンナ以来だったのです。
今はコロナのせいで長期のお休みが続いていますが・・・。

さて、楽しかったのはやはり釣りですね。
 
ワフー=カマスサワラと、若かったタハラッチのキワダ。

 
ツムブリが食ったり、アカハタとシロダイが一荷で釣れたことも。

 
アオダイ=ハイウェイと、ウメイロモドキ。

 
オオクチイシチビキ=シルバーマウスと、ハチジョウアカムツ。


いろいろ楽しませていただきました。

大型船ですから採算を取るのは難しいことだったのでしょう。
太っ腹だった社長もやがて、
就航中止を決断することになり、この楽しみが終了してしましました。

だがこの経験がDaiwaチャレンジャーにつながって
サイパンをベースとしたとてつもなく楽しい大物釣りが展開しました。
さらにベヨネーズ、スミスへの小型船舶による遠征釣り、
これは今となっては時効でしょうが、
小回りのきく船でしたから嫌というほど堪能できました。
そしてキャプテン1号、スターマリンⅢ号という、
究極の大物遠征釣り船の就航へとつながっていったのです。
これらの釣りにつきましては、
別の機会の紹介したいと思っております。


2020年5月9日 20:26:55

マドンナの話の続き。
ともかく快適で、至れり尽くせりの大サービスを受けられて、
魚がたくさん釣れちゃうんですから楽しいことこのうえありません。
お子さん連れや奥さん同伴、年配の方や女性も多かったですね。

 



クルーはともかくよく働いてくれたんです。
群れが回遊してきたときにはコック長まで出張ってくれて、
ありがたかったですね。


思い出は尽きませんが、
明日はそろそろまとめに入りましょうか。


2020年5月7日 18:04:43

マドンナです。

 
でっかい魚をたくさん釣ってしまったら、
慣れた釣り師といえどもさばくのに苦労します。
でもマドンナなら心配ありません。
カツオ、マグロ船のベテラン漁師がクルーとして乗り込んでいるので、
観ているそばからおもしろいようにさばいてくれるのです。
もちろんヒラマサやカンナギでもOK。
釣り人思いのサービスですね。


さらにうれしいのがトロ箱への梱包。
伝票を書いておけば、どこへでも配送の手配をしてくれるうえ、
下船後にはスタッフ総出で釣り客の車へ積み込んでくれるのです。
至れり尽くせりのサービスですね。

クーラーやトロ箱に収まった釣果の一部をご覧に入れましょう。
 
尻尾の長いオナガダイ・ハタの仲間のツチホゼリ

 
ウチワフグ・カッポレ

こんな楽しい釣りがいつまで続くのでしょうか。
でもでも、次第にバブルはしぼんでいってしまうのです。


2020年5月7日 18:04:43

マドンナの釣りの続き。
 

 

 

  

数多くの航海に出ましたが、
毎回処理するのがたいへなほどの釣果に恵まれました。
でも楽しかったですね。


2020年5月5日 21:02:02

マドンナ関連のすごい?写真が出てきました。


なんて大げさにいっちゃいましたが、たいしたことはありません。
じつはこれ、何年か前に噴火して、
面積が二倍か三倍になっちゃった西之島の昔の様子。
ベヨネーズやスミスと比べると、
こちらは完全な島ですから、はるかにでっかいのは当たり前です。
でもこの平らな感じ、
噴火のあとには行っておりませんので、
どれだけでっかくなって、どのくらいの高さになっているのか見当もつきません。
二回行きましたが、釣果はさほどではなかったですね。

 
船室は二段ベッドで、簡単なロッカーもありました。
風呂は伝熱棒が熱源で、金網でガードされていました。
揺れる船の中ですから、触ったらヤケドしてしまいますから・・・。
それよりお湯の量に注目してください。
すごく少なめ。
それでも揺れた瞬間に顔が湯の中に沈んでしまったことがありました。


ともかく好きなだけ釣りができて、呑んだり食べたりも自由。
航行中に一人だけトモのデッキに出て、
短波放送で株価をチェックしていたツワモノもいましたね。
ブルートゥースなんてない時代に
イヤホーンをつけたままで釣りをしてましたよ。
残念ながらすでに亡くなってしまいましたが・・・。

いやいや、楽しい思い出がいっぱいのラ・マドンナ。
もっと強烈な出来事もありましたっけ。
それにしてもタハラッチのその後の釣り人生に、
大きな影響を残してくれたのです。


2020年5月5日 21:02:02

さらにラ・マドンナの続きです。

 
もちろんレンタルタックルも完備で仕掛けは無償提供。
マイタックル持ち込みの人にも、ドラグ調整など、ていねいにレクチャーしてくれます。

 
こんな小さな子供釣り師にもしっかりサポートしてくれるので、
大喜びしていました。

 
群れに当たるとダブルヒットなんか当たり前。
クルーは取り込みや釣った魚の仕分けで大忙しの戦争状態。
一人ずつ、タグをつけて処理してくれます。
下船間近になったると、クーラーやトロ箱に詰めてくれるのですが、
ともかくやたらたくさん釣ってしまうので、
毎回、大騒動なんです。


2020年5月4日 21:42:56

ラ・マドンナの話の続き。

舳会のメンバーが大勢乗船したこともありましたね。


片舷にずらりと並び、
待ちの釣りのときは椅子に座ってのんびりモードです。


トモの釣り人は立ったままで釣りますが、
エサはクルーが刺してくれます。


アッパーデッキで竿を出していると、海面までは5mもの高さがあります。

 
でも心配無用。
クルーたちが舷側に待機していて、すべて取り込んでくれます。
大名釣りの気分を満喫できたのです。


2020年5月3日 17:11:32

ラ・マドンナの思い出話にふけっている間に、
懐かしい電話がありました。
大坂の朝日放送テレビの「今ちゃんはじつは」のスタッフから。
コロナショックのためにロケが実施できず、
大物釣りの総集編のような感じで再放送したいというのです。
ターゲットは忠兵衛丸で実施したクロマグロ。
5月6日23時17分からとのことですが、
残念ながら関西エリアでの限定放映だそうです。
そういえば撮影当時もエリア限定でしたっけ。
ただし今回は放映後、
TVerかGyaoでしたら観られるそうですよ。

・・・

で、マドンナの続き。

釣った魚は釣り客ごとにタグが付けられて冷蔵庫に保管。
昨日の写真はキワダメインでしたが、
これはその他もろもろの魚。
ものすごい量ですが、これとてほんの一部です。


ウェルカムパーティーや、3時のおやつには、
乗船しているフィッシングギャルのサービスもありました。
写真の彼女たちは船に強かったのですが、
中には乗船時のあいさつで顔を見ただけで、
帰港するまで船室から出られなかった人もありました。
きっと彼女はその後、
二度と船には乗らなかったかもしれません。
気の毒でした。


バーベキューも楽しかったな。


ロングの航海は1週間以上のこともありました。
やはり食事の楽しみは重要ですね。


どんな時化のときでも
コック長は旨い飯を食べさせてくれました。


2020年5月2日 19:48:12

さぁ、マドンナの話の続きです。

釣り師ですから、落ち着いたら気持ちは一気に明日の釣りへと飛躍。
カツオとキワダがメインですが、
ヒラマサやカンパチ、各種ハタなどの底ものもたくさんいるはず。
一杯やりながらの釣り談議も熱を帯びてきます。
大型船ですから揺れも小さく、
スパースも広々しているので、のんびり過ごせるのです。


でももう一つ、大切な作業が待っています。
そう、エサの手配です。
基本的にはイワシの鼻掛けで釣りますから、
活きイワシが必要なのです。
通常は駿河湾の対岸、田子で仕込みますが、
その量たるや半端じゃありません。
30名ほど乗船する釣り人が使うだけでなく、
群れを引き留めるために撒きますから、かなりの量が必要なのです。

一度、田子で入手できず、相模湾の小網代まで走ったことがありました。
運の悪いことにちょうど、自衛艦の観艦式に遭遇。
艦隊の間を通過することができず、
何時間もの間、洋上で待機させられてしまいました。
艦隊の写真を撮ったはずですが、見つかったらアップします。


カツオやマグロの職漁船と同じように活きイワシを撒いて、
群れの足を止めます。


カツオの流しバリで鼻掛けします。


手の空いているクルーが、
航行中に
釣り客用のハリをせっせと結んでくれます。

そういえば、根付けを巻いたカツオバリがたくさん残っています。
どなたか引き取ってくれる方はいないかなぁ。
このほかいろいろなハリや、仕掛けのパーツもあり、
このまま捨ててしまうのはなんだかもったいない気がしてなりません。
とくにダルマスリーブと強化チューブは各サイズが山になっています。
なんとかしなければ・・・。


2020年5月1日 16:15:18

5月に入ったというのに、
我が家にはまだアベノマスクが届いておりません。
10万円の給付金の法整備が完了し、
早い人にはGW明けから支給されるとの報道がありますが、
もちろんその通知すら届きません。
タハラッチはすでにマイナンバーカードを取得していて、
役に立ったのは一昨年、コンビニで住民票を取ったことだけ。
たしか150円ですんだように記憶しています。
今回は役に立つのでしょうか。

・・・

さて話は昨日の続き。
マドンナが就航していたころ、
GWになればこの船のお世話になって、豆南海域へと繰り出しました。

じつはこの船、
一昨日、280tくらいと記載しましたが、386tだったのです。
申し訳ありません。
多少古いとはいえ、そのため居住性はかなり楽。
メインキャビンでは食事のほか、ミーティングもしましたし、
くつろぐこともできました。
乗船して真っ先に行ったのがクルーの紹介と、総退訓練です。


最初のミーティングで挨拶をしているのが船頭すなわち漁労長です。
左に立っているのが船長で、
漁船では船頭のほうが偉くて、すべての責任を取ります。
ちなみに船長は操船面での責任者なんですね。
もちろん船頭は船長免許も持っているのはいうまでもありません。
普段タハラッチが釣り船に乗ったとき、
船長と言わず、船頭と呼んでいるのはこういう背景があるからなんです。
もっとも中には船頭と呼ばれるのを嫌う船長さんがいるのも事実。
言葉の本来の意味を知らないのでしょうね。


航海の安全と大漁を祈念しての乾杯。
もちろん同乗した釣り客の紹介も行われ、
この船で知り合った方々の中にはOさんのように、
その後、永いお付き合いが始まり、
アラスカ、カナダ、サイパン、バリなどの海外ツアーを始め、
日本各地のさまざまな釣りにご一緒させていただいた方もありました。


救命胴衣の装着法はもちろんのこと、
この船での航行中に必要なことはすべて教えられました。


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