富戸沖のヤリイカ夜釣り2005.1.14

14日は富戸の美紀丸から出船して初島周りのヤリイカの夜釣りを楽しんできました。
思った通りの絶好の凪ぎで、気温もさほど厳しくありません。
16時半ごろ出船して初島に向かうと、途中、イルカの大群が跳ねています。
サンマの群れでも追いかけていたのでしょう。
こんな連中につきまとわれたら、釣りどころではありません。
何度も蹴散らそうと試みたのですがうまくいきません。
それでも初島に近付くにつれて姿が見えなくなりほっとしました。

凪ぎを反映して、船数も多かったようです。
早速仕掛けを投入しますが、期待はずれ。第1投では2、3人がかろうじて型を出しただけでこれがしばらく続きました。
1杯ずつ釣っていたのでは果捗がいきません。
手繰り寄せでのバラシに泣き、次ぎの投入で片目の開いたタハラッチはその後、ようやく4点掛け。
これを3回繰り返して一気に劣勢を挽回しましたが、後が続きません。
結局その後は拾い釣りが続きましたが、とくに不調だった時間帯がなかったため、ほとんどの人が50杯以上。竿頭は79杯と好調だったのは、つねに正確なポイントに船を入れてくれた船頭のおかげだったと思います。
帰港して後片付けをしているとき、ぱらぱらと雨が降ってきました。

なお、15日、16日は荒天のため出船していませんが、17日も絶好調。
美紀丸とほかの船の釣果と比較すると、一目瞭然です。

・・・

この日のタックルは、リーディングX・Nerai210Sとシーボーグ250FB。
総重量の軽さ、バランスの良さ、穂先感度の良さ、操作性の良さなどが抜群で、船頭や常連さんが目を見張っていました。
片手で操作ができるのでとても楽なうえ、穂先のしなりが良いので小型のヤリイカの乗りがたちどころにわかります。
釣っている本人はもとより、操舵室やトモから見ている人にもそれが判るのがすごいところ。
そのままあやしながら追い掛かりを待ち、片手操作で巻上げが可能なところもヤリイカの爆釣には強い味方です。

この日のチェックポイントは、夜釣りながら比較的群れが小さかったため、潮周り後の投入で最初に降ろした人に良く乗りました。
投入器を使っていた人もあり、欲張ってツノ数を多くしたタハラッチより、6〜7本でさばき優先にしたほうが若干数が伸びたようです。

それともうひとつ。
4点掛けを連発したときは完全に海底べったりでしたが、終盤になって乗りがまばらになったときには、誘いに分がありました。
状況に応じて誘い分けるのはやはり基本テクニックですね。


釣行Report
TOP