寿美礼丸の銭洲・ライト泳がせのカンパチ2003.6.25

昨日は寿美礼丸で銭洲へ行ってきました。
真夜中に乗船したころは雲の間に星が輝いていて、神津島に寄ってアカイカを仕込んだときも雨は降っていません。
銭洲へと向かうと次第にうねりが大きくなったのか、船の揺れがひどくなってきます。
銭洲群礁を通り過ぎ、大物の潜む南千波に到着すると龍正丸と秀蒼丸の2隻が来ています。
元気の良いアカイカを海底に送り込みましたが、アタリがありません。ほかの2隻は幸先良くカンパチを取り込んでいますから船頭もやきもき。こまめにタナを指示してくれます。
それが効を奏したのか、やがて当船でもアタリが炸裂して2連釣!次第に型が良くなってきます。

タハラッチは大揺れのミヨシで頑張りましたが、最初のアタリはしゃぶられただけで呑み込むまでにいたりません。
気を取り直して次のアカイカを送り込むと小気味よいアタリ。ガハハと笑って大きくアワセると、目を見張るような勢いで抵抗を見せ、道糸が引き出されます。
これをしのいでブル750による電動ポンピング。よしよしッ!もう取り込んだようなものだと思った瞬間、あと10mを残して負荷がなくなってしまいました。

イカを見ると全身が完全にしゃぶられています。きっと呑み込んではいたのでしょうがどういうわけかハリが掛かっていなかったのです。
もちろんハリがイカの身体の中に埋め込まれているわけではありませんから、どうしてハリ掛かりしなかったのか、またハリ掛かりもしていないのに、なんであんなに走り回れたのか、不思議でなりません。
その直後、逃げたカンパチが回ったのか、トモではまたまた2連釣。船中4尾のカンパチが姿を見せました。

今回はバイパー通信VOL.7のユーザー実釣会でご一緒した井之上さんが同乗。ガオバイパーとシーボーグブルのコンビネーションでみごと7.5kgのカンパチを制圧してくれました。
しなやかな穂先がエサの動きを最高の状態に保ってくれて、ひどい揺れにもかかわらず確実なアワセが効いたようです。
またシーボーグブル1000は釣力とたっぷり巻けるラインキャパ、そしてガオバイパーにピッタリにあう色合いなどがお気に召している感じ。巧みに使いこなしてくれました。
使いやすくて実に良い組み合わせですから、皆さんもぜひお試しください。

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