大磯・恒丸のアカカマス2005.11.7

6日の夕方ごろから悪化した天候は、一時はどうなるか心配されたほどでしたが、7日の明け方にはだいぶ落ち着いてくれました。
雨も上がって風もおさまったのですが、高いうねりが残っています。
船の揺れはほとんどないのですが、これだけ持ち上げられたり降ろされたりすると、小ワザが効きませんね。

前日の好釣果を繁栄して、恒丸のカマス乗合船は13名。
タハラッチたち3名はは右舷の中ほどに座りました。

130mダチに仕掛けを送り込み、指示された5mのタナを切るとブルルと懐かしいアタリ。
思い切り良くあわせてシーボーグ250FBにゆだねると、丸々太ったアカカマスが姿を現してくれました。
バッテリーはスーパーリチウムBM200Cで、竿掛けはコンパクトクランプヘッドのCS90CH。
竿は先鋭剣崎V2の120号170ですから、軽量コンパクトなタックルバランスは抜群です。

幸先良いスタートだったのですが、このあとはサバの猛攻。
といってもでかいマサバが主体ですから大歓迎です。
アカカマスに匹敵するかそれ以上。
〆サバが大好きなタハラッチは、釣りの手を休めてエラやワタを抜くのに大わらわでした。

旨い魚が釣れるのはありがたいのですが、走り回るサバのおかげでオマツリの連続。
その合間にポツリポツリとアカカマスが釣れて、中には一荷半で釣り上げた方もいらっしゃいましたが、昨日のような爆釣というわけにはいきません。
じきに潮が止まってしまいました。

止むを得ず三浦半島寄りの200mダチに移動。
シロムツを狙いましたがムツも混じっていました。
でもこちらの潮況もいまいち。魚の活性が低く、盛り上がりがありません。

再度カマスのポイントを攻めなおしましたが、朝と比べるとはるかに活性が低下していて、型を出すのがやっとという感じ。
結局竿頭は7尾という貧果に終わってしまいましたが、この魚は数釣りを狙うばかりじゃありません。
穏やかに誘って食いつかせたら、十分に食い込ませてアワセる。
そして活性の良いときには追い食いを促し、流れるような操作で釣るのです。
100m以上の深みで小ワザを効かせるのですから難しい釣りのジャンルに含まれますが、それでいてすっごく楽しい。
じつに魅力的な釣りといえます。
未体験の方はぜひチャレンジしてください。
きっとはまりますよ。

帰宅後、アカカマスの刺身とマサバの塩焼きで夕食を味わいました。
かぐわしい脂の乗った刺身は絶品。
そして久しぶりのマサバの塩焼きも旨さがにじみ出てきます。
今日は〆サバやカマスの開きを味わうことにします。

ですがグラビアの撮影はコマ数が足りずに不十分。
近いうちにリテークすることにします。


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