アキアジのページ2004.9.3

アキアジ

アキアジっていうのはサケのこと。シロザケともいうのだが、サケ科の代表的な魚種だからただのサケというわけだ。
英語ではドッグサーモンとかチャムなどと呼ばれ、キングサーモンやレッドサーモン、シルバーサーモンなどに比べると格下だ。
だが我が国ではカラフトマスより格上で、サケといえばアキアジなのである。

ちなみにキングサーモンはマスノスケ、レッドサーモンはベニザケ、シルバーサーモンはギンザケだ。
またベニザケの陸封型がヒメマスで、サクラマスはヤマメの降海型、サツキマスはアマゴの降海型。サケ科の魚も結構、名称が入り組んでいる。

さてそのアキアジ、ご存知のように母川回帰するサケの仲間の代表で、秋になると北海道や東北の川に戻ってくる。
もともとは自然に産卵していたのだが、今ではすべてといっていいほど人工孵化が行われていて、そのため、厳しい漁獲制限が施されている。

河川に遡上するサケは特例を除いて捕獲禁止。河口付近も一定範囲以内は制限されていて、釣りはできない。
また河口の沖合いに設置された定置網の周りも釣りは禁止だ。

海域によっては捕獲制限尾数を設け、船代のほかに入漁料を取っているところもあるが、わずかな料金で制限内の釣りができるのだから、釣り人にとっては良いことのように思う。

知床沖のアキアジ
海で釣るアキアジはフレッシュなものが多い。 潮況が良いと一荷、一荷半で掛かってくる。

北海道沿岸のほとんどでアキアジを釣ることができるが、タハラッチのお気に入りは知床沿岸。景色は良いし空気はうまいし、食べ物も新鮮そのもの。9月下旬ころまでライセンス制のもとで船釣りが楽しめる。

知床半島の沖は、アキアジの名漁場なのだ。 こんなアキアジを5本も釣って良いのだから満足。


レディースたちもアキアジが大好き!



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