アカムツの塩焼き
アカムツの煮付け
普通、アカムツといえば煮付け。キンメの煮付けも旨いがその倍も旨いといわれる。ところが、である。田原は煮付けより塩焼きのほうが好き。ウロコを引き、エラとワタを抜いて水っ気を拭き取ったら振り塩でさらに水っ気を取り除いて身を締める。冷蔵庫で1時間もおけば十分。霧吹きに清酒を入れ、吹きかけるようにして塩を洗い流したら、もう一度キッチンペーパーで抑えるようにして水っ気を拭き取る。
背ビレや胸ビレ、尻尾などに塩を刷り込み、今見えている左側から先に焼く。焦げ目が付いたら裏返してじっくり仕上げる。
本当は遠火の強火で串を打って焼くほうが旨いが、これはガスロースターで焼いたもの。あらかじめ数分空炊きし、熱してから焼くと結構旨く仕上げる。(でもこれはエラ蓋が焦げすぎ)
煮ても焼いても食えないヤツもいる世の中だが、このアカムツは煮たり焼いたりするだけでなく、刺身や鮨に握るともう絶品。これから11月までがもっとも釣りやすい時季だから、ぜひチャレンジしてください。
エサはイワシやヒイカの1尾掛けか、サンマ、サバなどのタンザク。水深が230〜270mくらいだから、道糸はできるだけ長いほうが間違いない。
普通の刺身と湯引きした刺身
カブトと切り身を、肝や真子と一緒に煮付け。
腹がでっぷりして旨そうなアカムツ。ホントに旨かったよ。
アカムツも喉の奥が黒いからノドグロだ。
2枚におろして、肝と真子を取り出した。