丸十丸で釣ってきたアオリイカとスミイカはすぐにさばきました。
スミイカはまず甲の真上に包丁を入れて皮を切り開き、甲を取り出します。続いて頭ごとワタを引き抜き、表と内臓側の皮を剥がして身を磨きます。引き抜いた頭にくっついている余分なワタや墨袋を取り除き、肝と脚を付けたまま湯引き。それぞれラップに包んでパーシャルに収め、明日、刺身でいただくことにします。
もっとたくさん釣ったときは、イカスミパスタなどにしますから、イカスミは大事に取り出しますが、今回は小振りなアオリとスミイカが1杯ずつですから、イカスミ料理は割愛します。ちなみにイカスミを使うときは、白ワインで伸ばすと生臭さが消えるような気がします。
1日寝かせたスミイカを刺身にしていただきましたが、 しっとり感と甘みがにじんでいました。 カミさんは前日のアオリのほうがいいとのこと。贅沢なヤツです。 このほか頭やゲソ、サエズリなども湯通しして刻み、 一緒に食べたのですが、写真を撮り損ないました。 もちろん肝も湯通しでいただきましたが、 こちらは即日食べるほうが旨いですね。2002.12.8up |
アオリイカは普通のツツイカの筒抜きの方法で、頭ごとワタを引き抜きます。頭はスミイカと同じように余計なワタと墨袋を取り除きます。
身は刺身にしますから、エンペラの裏側に包丁を当て、皮に切れ目を入れて腹側の皮を取り除きます。続いてエンペラごと表側の皮を剥き、筒を開いて内臓の汚れを取り、きれいに磨きます。
エンペラの付いた身を裏返しにして大根のツマの上に載せ、頭と脚を体裁良く載せてその上に刺身を盛り付けてみました。見よう見まねで料理人風に盛り付けましたが、所詮は素人料理。さほど見栄えは良くありません。
写真だけ取ったらエンペラを外して刺身に切り、頭や脚はスミイカと同じように湯通しして刻み、カミさんと二人でペロッと平らげました。小振りなだけにやわらかくて甘みがあり、絶品。湯通しした肝もいけましたよ。
明日はスミイカの刺身をやっつけます。