ムツといえば銀ムツとクロムツが兄弟分。
アカムツとはちょっと違った仲間です。
いずれもその味には定評がある魚ですが、ムツとクロムツは大物としても知られています。
そんなムツの8〜15s級を2〜3本ずつ、釣ってきました。
その中の一番小さ目を持ち帰りましたが、さばいてみるとなかなかたいへん。
ものすごい量です。
土佐で釣ってきたムツですから、地元で教えてもらった料理、土佐造りを早速賞味しました。
ふた噛みするとジワッとコクがにじみ出てきます。
脂の乗りが違うんですね。
良い食べ方です。
とても気に入りました。
三枚におろし、皮がついたまま背身と腹身に節取りします。
これを軽く焙って氷水で冷まし、1p厚の刺身に切ります。
にんにくスライス、千切りショウガ、小口切りのネギ、カイワリ大根、大根のツマ、大葉などを散らし、ポン酢醤油を振って手のひらで叩きます。
カツオのタタキのムツ版です。
薬味は好みでいろいろ取り合わせてください。
とても旨いので、ぜひお試しください。