ソウダガツオの料理2002.11.5.up

ヒラソウダのサバ折り

 脂の乗った良型のヒラソウダは、ワラサやイナダよりはるかに旨いというのがタハラッチの実感。美味しく食べるには釣り立てをサバ折にしてエラとワタを抜き、きっちり血抜きします。
 定番の刺身のほか、ショウガとネギのみじん切りと一緒に叩いて味噌で味付けしたナメロウや、これを焼いたサンガなどは乙な味。自分の味を作り上げたら、きっと病みつきになるに違いありません。
 身は刺身でいただき、中落ちやアラだけで十分ですが、骨が触るのを敬遠する方は、背ビレや腹ビレ、胸ビレなどを取り除き、丹念に叩いてください。腹骨や血合い骨くらいでしたら、きっとあまり気にならないと思います。とはいえ、すべての骨や皮を取り除いてしまうとせっかくの旨みが半減してしまいますから、、その点は適当に。ニンニクやほかの野菜を混ぜてもおもしろいと思います。
 ナメロウはそのまま、サンガはこれに火を通したもので、いわば魚のハンバーグといった感じ。アルミホイールに油を敷き、そのうえに載せて焼けば手軽ですし、小麦粉か片栗粉に卵黄を加えてつなぎにし、つみれ汁にしてもいけます。

骨ごと丹念に叩き、ショウガ、長ネギのみじん切りを加えて、
味噌で味を整えたナメロウ。
アルミホイールに油を敷き、ナメロウを載せて表面に軽く焦げ目が出くらいに
焼けば、サンガ焼きが手軽に味わえる。
 

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