小粒のマダコばっかりでしたので、
すべて内臓を取り除いてから、まとめて揉み洗いしました。
もちろんタハラッチ流は塩など使いません。
塩抜きがひどく手間を要するだけでなく、
いくら洗ってもしょっぱいんです。
塩分控えめな世代ですから、ひたすら揉んで洗い流すだけ。
某有名寿司店の主人に話したら、
彼も塩揉みはしていないというので、
気を強くしたことがありました。
でも鬼のような、修行ともいうべき揉み洗い。
今回は約1,000揉み。
おかげでヌメリも、独特のタコ臭さも完ぺきに除去されました。
先ほどはタコ飯をいただき、今夜もまたそのタコ飯。
大好物だし、
今夜は夜行で山へと出かけるので、
出発前の慌ただしい中でもさっと食べられます。
もちろん吸盤焼きも一緒に・・・。
釣り師ならではのささやかなぜいたくです。
おっと、明日はたぶん遅くなるので、
更新はお休みかもしれません。
久しぶりの山の様子をお知らせできるのは、
明後日以降になりそうです。
・・・
東京湾のマダコをアップしました。
東京は今日もまた暑い一日だったようですね。
同じ東京でも、東京湾の海上は、
強烈な陽射しには閉口しましたが、風が吹いていたためか、
いくらかしのぎやすかったかもしれません。
南っ気で、お昼前が干潮とのことでしたので、
左舷前よりに釣り座を占めたのですが、
これが見事大外れ。
左舷はトモの女性アングラーを除いた全員がタコテンヤの手釣り。
ところがなんと彼女がダントツの竿頭。
みごとな釣技を垣間見て、
おのれのふがいなさを噛み締める結果となりました。
全体に小振りが主体でガッカリでしたが、
中にはこの時季の平均サイズも交じったりして、
おかず釣りにはなりました。
そのうえ、
Oさんの奮闘努力のおかげで、期待していた写真もなんとか撮れました。
タハラッチの今季の照りダコは終了かな。
7月1日からは新場所が解禁されるのですが、
次回は暮れの予定。
昨年同様、正月用の良型マダコを仕留めに行かなくっちゃ!
連日、猛暑が続いていますね。
東京湾でも南っ気が強く吹いています。
明日も似たような陽気で、お昼からは南西風が強め。
午前中が勝負かな。
陽射しは相変わらず強そうですが
風が吹く分だけ暑さはしのぎやすいかもしれません、。
とはいえこのカンカン照りだと、日焼けが大敵。
水ぶくれの一歩手前までむくんででしまったことがありました。
手釣りのマダコですから、
綿のパーカーと、手甲を用意しました。
うまくいきますように・・・。
ようやく梅雨明けを宣言したようですね。
でも素人目には、
かなり前から梅雨前線は、北上、もしくは消滅していたはず。
なんで今ごろって感じがするんですが・・・。
よほど自信がないんでしょうね。
そんなことじゃ、天気予報が当たるわけはありません。
信念を持って堂々と、
毎日朝晩、自分の眼で空の様子を見て、
そう、観天望気を併用して、しっかりした予報してもらいたいものです。
ビクビクしてたんじゃダメですよ。
なーんて、また余計なことを言っちゃったかな。
・・・
梅雨明け宣言を待っていたわけじゃありませんが、
マダコ釣りと、久しぶりにチョウの探索のスケジュールを立てました。
マダコは東京湾で、釣行日は明後日水曜日。
チョウの探索は1日(金)。
両日ともお天気には恵まれそうな感じが濃厚ですから、
たっぷり満喫してくるつもりです。
もう何年も行ってませんが、
真夏のような日々が続いていると、
照りゴチなんて思いに駆られそうですね。
マゴチ釣りは夏の真っ盛り。
カンカン照りのときがベストシーズンです。
ラニーニョの影響とのことで、
梅雨はどこかへ吹っ飛んでしまった感じ。
往生際の悪い気象庁は、
まだ梅雨明け宣言を発していませんが、
気象予報士たちの気持ちはすでに梅雨が明けている感じ。
照りゴチ開幕といえそうです。
気象予報は相変わらず当たりませんね。
今日の東京は真夏日の予報でしたが、
結果的に猛暑日。
2℃ほどの差ですが、これはかなり重要なはず。
熱中症になる人も増えたことでしょう。
タハラッチは主にNHK総合の気象情報を見ています。
視聴料を支払っていますから・・・。
今始まっている参院選挙では、
というよりだいぶ前からですが、
NHK党とやらが盛んに息巻いています。
NHKをぶっ壊すんだとか・・・。
よく考えてみると、
正しい情報を提供してもらう前提で、
タハラッチも視聴料を支払っているはず。
それなのに毎度毎度ウソの情報を聞かされて翻弄されている。
これって問題じゃないのでしょうか。
NHK党の主張を真剣に聞いたことはありませんが、
考え直す必要があるかもしれませんね。
・・・
他人の悪口ばかり言ってますが、
タハラッチも見通しが間違っていました。
昨日と比べて今日、明日はいくらか風が弱まるのではないか、
たしかそう書きました。
でも今日の海上は南西風がうんと強く吹きました。
でもタハラッチはこの見立てで、情報料は頂戴しておりません。
ということでご勘弁ください。
それにしても連日の強風、困ったものですね。
タハラッチは近々にかダコの写真を撮りに行きたいのですが、
思うようにいきません。
なんとかなりませんかね。
今日は南からの強風が吹きました。
予報の悪さと強風のために出船を見合わせた船が多かったようですが、
凪ぎはさほど悪くなかったそうです。
でも遊びの釣りですから、
コンディションの良いときに出かけたいものですね
気象、海象、体調ともに・・・。
明日も明後日も、今日と同じようなお天気みたい。
でもほんの少しずつ、
強い風も収まる気配をみせています。
お出かけになる方は、
あまり無理はしないように・・・、お願いします。
タハラッチは次回、
いつどこへ行けるのかなぁ・・・。
いい釣りがしたいですね。
明日からは真夏のように暑い日が続きそうだとのこと。
梅雨前線は関東海域から消滅して、
梅雨明けを思わせる陽気に包まれるようです。
その後、もう一度梅雨が戻ってくるのか、
どんな予報が出るのか、注目していきたいですね。
今のタハラッチにとっては、
この先しばらくの間の天候の推移はとても重要で、
チャラけているわけにはいきません。
久しぶりに訪れた仕事のために
もう2種のターゲットの写真が必要なんです。
それなのに梅雨前線が北に移動したせいで、
当分の間、南西風が強めに吹く感じ。
この風が暑さとともに、
不安定極まりない海象の悪化をもたらすのです。
自力では動けない今のタハラッチにとって、
釣行のチャンスは次の土日と水木。
うーん、困った。
締め切りまでの猶予が少しありますから、
その間に収まってくれることを願っているところです。
15年前の写真が送られてきました。
ネットの仕業。
すっかり忘れていたことがしっかり思い出されました。
場所は成田空港。
搭乗した飛行機が動かず、不思議に思っていると、
作業員がエンジンの調整をしているじゃありませんか。
数時間の足止め。
遅れて出発したため、中継地のシアトルに到着したときはすでに、
乗り継ぎ便は出発した後。
ビジネスクラスの2名とノーマルの4名に分かれ、
その後の便でアンカレッジへ向かうことになりました。
クラスが違うので、
シアトル空港で別々となり、連絡がうまく取れません。
公衆電話が通じたり、通じなかったり。
結局会えないまま、
ノーマルクラスのほうが先にアンカレッジに到着しました。
ひどい目に遭ったのですが、
アンカレッジで後続の2名と巡り会えた時のうれしさは格別でした。
しかし、
大幅な遅延と、その後に発生したホテル代やら何やらについて、
航空会社は何の補償もしてくれませんでした。
でも保険には加入していましたので、
少々面倒くさい手続きが必要でしたが、
そちらからの補償があり、実害は免れました。
おかげでサーモンフィッシングもハリバットフィッシングも
無事に満喫できました。
海外ツアーでは、
国内のようにはいかないことも多々起こりますね。
今日も忙しかったですね。
アジ釣りのタックルやウェアの洗浄に始まって、
眼鏡屋で、壊れたフレームを取り換えた新しい眼鏡を引き取り、
先日新規に作った眼鏡のレンズの交換をしてきました。
半年間は無料で交換してもらえるので、
視力の馴染み具合をチェックしながら、調整できます。
あと1週間で仕上がるとのこと。
これで2個の眼鏡がほぼ正常に使えることになるので、ひと安心。
うまくいくよう願っています。
今日のアジの料理は、
昼がリュウキュウとタタキナマス。
リュウキュウというのは関アジの本場、大分の料理で、
ゴマダレを加えた一種のヅケ。
醤油味をベースに砂糖、味醂を混ぜて、
タハラッチ流にアレンジしました。
これがなかなかのもの。
本場の料理屋に負けないくらいの出来でした。
タタキナマスは、
ナメロウを平らに盛り付けて碁盤の目の切り込みを入れ、
甘酢を注いだもの。
もともとタハラッチの大好物ですから、旨さに文句はありません。
そして夜は、刺身とタタキ。
言ってみればどちらも同じアジの刺身なんですが、
薄切りした刺身と細かく刻んだ薬味を混ぜ合わせただけで、
味わいがまったく異なり、違った料理になります。
この4種類の写真はバッチリ撮りました。
でもアジ釣り現場での写真同様、
現在進行中の地方新聞の連載コラム、「太公望の海さんぽ」で使うかもしれません。
ということで皆さんにはお預け。
たいへん申し訳ありませんが、ご了承ください。
・・・
バタバタしているとき、
緊急の、それも長い間待ち焦がれていた一報が入りました。
コロナ禍にで延期、延期の繰り返しが続いていた
高校のクラス会の会場の人数制限が撤廃されたのです。
うれしい半面、
この先、ほかの幹事との調整で天手古舞になりそう。
でも良かった。
同級生ですからみんな喜寿またはプラス1歳。
いい歳ですから、
あまりのんびりしているわけにもいきません。
そんなことを言ったら怒られちゃうかな。
このチャンスに懐かしい級友たちと顔をあわせたいと思っていますので、
もうひと頑張りするつもりです。
今日は久しぶりに忙しかったですね。
まずは昨日の釣りの最中に突如壊れた眼鏡の修理。
両眼のレンズを支えているフレームの真ん中が、
突如真っ二つに割れたのです。
眼鏡バンドと、鼻当てのおかげでかろうじて海中への落下は免れましたが、
どうにも使いものになりません。
予備の眼鏡が役に立ったのは、遠い昔の岩登り以来のこと。
朝一で眼鏡屋へ持ち込んだところ、
明日の昼過ぎには仕上がるとのことなので、ほっとしました。
お次は釣果のアジの始末。
お裾分けをした残りをすべて下処理したのですが、
釣り過ぎるもんじゃありませんね。
良型揃いだったため、比較的楽にさばいたのですが、
かなりの時間を要しました。
刺身用、ナメロウ用、ソテー用と干物用。
夕食には刺身、ナメロウでいただきましたが、
やはり金アジは旨いですね。
明日はタタキとタタキナマスでいただくつもり。
アジなのに大丈夫なのって、疑問視されそうですが、
型が良いので、
少し寝かせるほうがコクが出ます。
もちろんパーシャルでしっかりと冷蔵しておきましょう。
そして連載コラムのアジ釣り原稿の仕上げ。
バッチリとポーズを決めた写真が彩を添えてくれそう。
何年かぶりの原稿書きがとても楽しくって仕方ありません。
いったん釣りの終活を始めた身ですが、
また復活させようかな。
もっとも車を処分してしまったので、
好き勝手な取材活動ができないのがネックになりますね。
東京湾口のアジ釣り、行ってきました。
あたたかな陽射しに包まれ、
ほぼ凪ぎといってもいいくらいに穏やかな海で楽しんできました。
水深は30m凸凹。
3回目の移動で好ポイントを捕捉。
納竿まで、このポイントから動くことなく、
順調に食い続けてくれました。
ともかくでかいのばかり。
小振りなサイズが1尾も食ってこないんです。
でも超特大級はやはり重量感が違うのでしょうか、
海面から抜き上げようとすると、ことごとく外れてしまいます。
何度悔しい思いをしたことやら・・・。
常連たちは、マイタマ網を持ち込んでいましたが、
なかなかうまく扱えない人のほうが多かったように見えました。
本当なら、
ドでかい金アジのみごとな魚体と、
タハラッチの得意満面なニコパチ写真をご披露といきたいのですが、
今日の写真は使う当てがあります。
つい先日から連載している地方紙の釣りのコラム、
「太公望の海さんぽ」に掲載するつもり。
ということで悪しからず。
なお、東京湾口のどでかい金アジは、間違いなく絶好調ですよ。
天気良さそう。
午後から南っ気が強まるとのことですが、
たいしたことはなさそうです。
ということで東京湾口のアジ釣りに出掛けます。
明日も南西風が強いというので、
早々と中止を決めてしまったのですが、
強くは吹きそうもない予報に変わってきました。
Oさんには断ってしまいましたが、
出船するようでしたら、連チャンになるかもしれません。
アジの連チャンなんて・・・。
成り行き次第です・・・。
アジ釣りに出掛けるつもりで予定を組んだのですが、
どういうわけか、
なかなか出船できません。
16日は南西の強風の予報でダメ。
18日は満船でダメ。
20日はまたまた南西風が強そうなのでダメ。
ようやく、明日、19日に出船できることになりました。
アジ釣りでこんなに苦労するなんて・・・。
凪ぎは何とか良さそうなんですが、
潮流が速くて苦戦したとか。
明日もたぶん、同じ流れじゃないかと心配しています。
バカ釣れしなくてもいいので、
良型が2、3尾、
写真撮影ができるくらい釣れたら御の字なんですが
どんなことになるんでしょうか。
悪いことは考えずに、明るい未来を描きながら出掛けることにします。
このところの円安、
記録更新の勢いが止まらないようです。
そういえばタハラッチ、
アラスカ通いを止めてからかなり年数が経過しています。
たしか、ドルがいくらか残っていたはず。
もう歳ですから、海外への遠征釣りのチャンスはないでしょう。
カミさんは国内旅行でさえ好きじゃないので、
夫婦そろって、海外まで出かけることはありません。
この機会に売ってしまうことにしました。
引き出しを探ってみたらありました。
10$と20$の紙幣が170$で、1$紙幣と5$紙幣が併せて17$。
合計187$と硬貨が1$14¢。
ほとんどの両替所では硬貨は扱っていないようですが、
タハラッチの近所ではそれも両替OKとのこと。
行ってみました。
紙幣の今日のレートは129円50銭で、硬貨は1¢あたり40銭。
合計で24,000円余り。
ちょっとした小遣いになりました。
釣りの費用になるか、旨いものを食ってしまうか、
タンスの肥やしにしておくより有意義に使えそうです。
でも、もうアラスカやカナダへ出かけないと踏ん切りをつけた感じ。
ちょっぴり寂しい気持ちに捉われました。
また騙されました。
今日は東京湾口の金アジの写真を撮りに
午後船を予約していたのですが、
午後からは南西風が強くなるとの予報。
船宿もこれに便乗したのか、
早々と出船中止を決定してしまいました。
ところが風が強まってきたのはつい先ごろから。
湾口の波高はまだ穏やかですね。
久しぶりの取材を兼ねた釣行なのに、
お預けを食らってしまいました。
この先の予報も微妙で、うまく調整がつきません。
弱っています。
仕方ないので、古い写真の中に使えそうなものがないか、
チェックしています。
これがなかなかの作業。
膨大なストック写真の整理がきちんとできなかったタハラッチが悪いんですが、
天気予報さえ的確だったらと、
悔やんでも悔やみきれない心境です。
・・・
昨日でInternet Explorerのサポートが終了すると大騒ぎしていましたが、
今日も今までと変わらずに立ち上がっています。
何の変化もないのですが、
これから先はウィールスなどの対策が講じられなくなるのかな。
代替えも機能しているので、なんとかなると思うんですが・・・。
素人にはちんぷんかんぷんですね。
銭洲の花形はやはりカンパチ。
その昔は50kgオーバーの超大型が食っていましたが、
20kg級なら立派な大物。
良いときに釣行できれば、一人で複数を仕留めることも可能です。
今の時季ならアカイカの泳がせですが、
解禁中はムロアジを釣ってイケスの中に活かしておき、
鼻掛け、背掛けなどで、泳がせます。
宿敵カンパチの接近を感知したムロアジは、
懸命に逃げまどいます。
その動きが伝わってくると、釣り人の心臓は緊張の極致。
バクバク高まり、
竿先が引き込まれるのを、かたずをのんで待ち受けます。
「食ったっ!」
アドレナリンが一気にほとばしり、
死闘が繰りひろげられます。
ここからのやり取りが大物釣りの最大の醍醐味。
相手がでかければでかいほど、腕はパンパン、喉はカラッカラ。
浮上させ、ギャフが打たれたとき、
釣り人は勝利の雄叫びを上げるのです。
今年の夏もきっと、そんな光景を演じることができると信じて、
伝説の銭洲へと出かけたいと思っています。
魚影豊かな銭洲は、
避難港から20海里以上沖にあるため、
限定近海の資格を持つ船でしか行くことができません。
ひところは20隻近くの船がこの資格を有していて、
銭洲は大物釣りのメッカ。
数々の華々しい釣果に恵まれていました。
シマアジ、ヒラマサ、カンパチ、モロコなどのほか、
でかいマダイもよく食っていました。
モロコ、すなわちクエですが、
図体がでかいだけに大食いな魚としても知られています。
こんなことがありました。
釣り上げたモロコが、大きなイセエビを3尾も吐き出しました。
このイセエビ、姿かたちが整っていましたので、
両手に花ですね。
またアカイカの泳がせの際、
ときどきは不漁で、イカが入手できないこともありました。
そんなときの予備のために、よく、冷凍サバを持参していたのですが、
首尾よく活きの良いアカイカが入手できたので、
予備のサバを海中に捨てました。
その直後、でっかいモロコが食ったのですが、
そのモロコが、捨てたばかりのサバを吐き出したのです。
事実は小説より奇なりといわれます。
こんなことが頻発するのが、伝説の銭洲といわれる名漁場なのですね。
いずれも懐かしい思い出です。
今日は梅雨晴れ。
天気予報がまたまた大外れで、
我が家の近所は素晴らしいお天気になりました。
旧暦ではまだ五月ですから、
五月晴れだそうです。
で、この写真は銭洲岩礁の一部。
素晴らしいタイミングでの色鮮やかな撮影でした。
ロゴメッセージの背景と似通っていますが、
そちらは銭洲以上に訪れるのが難しいところ。
ということは、大型魚の宝庫なのです。
たぶんもう、訪れることができない秘境かもしれません。
銭洲では現在、
アカイカの泳がせ釣りのまっ最中。
ターゲットは、ヒラマサ、カンパチ、モロコ、カンナギなどの大物。
マダイの超特大級が食ったことも多々ありました。
舳会の神髄だった大物釣りが、佳境に入っているのです。
もっとも今のタハラッチは、
以前のように足しげく銭洲通いはできませんが、
思い出を少しずつ、よみがえらせてみたいと思います。
まだ梅雨入りしたばかりだというのに
夏ダコ乗合船が好調ですね。
タコは真水に弱いと教えられたので、
雨の多い梅雨が終わり、
カンカン照りの真夏が最盛期だと認識していたのですが、
あらためなければなりませんね。
アジ釣り、キンメ釣りが終わったら、
その次はタコ釣りかな。
今はエギダコが大流行していますが、
タハラッチはやはりタコテンヤが性にあっています。
手釣りですから、
メーカーの回し者としては掟破りの感がしないでもありません。
でもこちらのほうがしっくりするはずです。
底ダチを取ったらコツコツ小突き続けます。
クッという衝撃は根掛かり。
タコはモゾッと鈍いノリが伝わってきて、
型が良いとずっしりした重量感がたっぷり味わえます。
こちらも待ち遠しいですね。
ここで2kg級を2杯も釣れば、
暮れのマダコ釣りには出掛けなくても大丈夫。
冷凍しておいて、
下拵えするときに、ぬめりを洗い流せば、
美味しく食べられます。
アジの釣りと料理三昧のエッセイを執筆中。
原稿は何とか進行しているのですが、
手持ちの写真が少し古臭くて、
もう少しましなものが欲しい気がします。
ということで梅雨の合間を縫って、
東京湾口の金アジを狙って出掛けるつもり。
もちろん写真だけじゃなく、
マアジのさまざまな料理も楽しみなのはいうまでもありません。
・・・
今日は久しぶりに浅草へ行ってきました。
雷門や仲見世はすごい人出で、
人気の亀十は長蛇の列が道路にはみ出して続いていました。。
コロナなんかどこかへ吹っ飛んじゃった感じですね。
まったく別の街ですが、
タハラッチが幹事を仰せつかっているクラス会の会場は、
まだ人数制限をしているため、
実施はお預け。
同級生たちもしびれを切らしていると思いますが、
ときが訪れるのを待つほかはなさそうです。
ALASKAにはキングサーモンを描いた飛行機も飛んでいました。
去年も一昨年も
コロナ禍で思うような釣りができなかったそうですが、
今年はどうなんでしょう。
ちょうど今ごろはセカンドラン、
2回目の遡上のタイミングかもしれませんね。
どうなんでしょう。
もうしばらく経ったら、
現地在住の友人がきっとメールで知らせてくれると思います。
毎年そうでしたから・・・。
そんなALASKA便りを楽しみに待ちながら、
このところ継続していたサーモンフィッシングのお話はお休み。
また機会をみて、川でのボートからのサーモン釣りや、
海でのキングサーモンとハリバットのお話をしたいと思っています。
・・・
先日、
関東地方は梅雨入りしたとのことですが、
例年と同じように、あまり梅雨らしくない天気が続きますね。
一気に梅雨らしくなるほうがけじめがついてすっきりするのに・・・。
おっと、梅雨らしくウジウジしているのかな。
タハラッチは、もう完全に老いぼれの部類に入っているのですが、
久しぶりに連載の仕事を受け、張り切っています。
マダイ、アカイカはすでに入稿済み。
今はアジ釣りの原稿書きに全力を注ぎこんでいます。
この先はアカムツとマダコ。
できれば実釣して、いい写真も掲載したいと思っています。
詳細を発表できる日が来たら、
皆さんにもお知らせするつもりです。
もう少しお待ちください。
ロッジをベースにしたサーモンフィッシングでは、
ボート上から狙うほか、
さらに奥の好ポイントまで移動して、立ち込んで釣ることもありました。
これが結構楽しいんですね。
こんなサイズでも、引きは一人前。
じつに強烈ですし、
ときには壮絶なほどのジャンプをして抵抗します。
それがサーモンフィッシングの最大の魅力のような気がします。
もちろんこのサイズはすべてリリース。
キープするより、
1回でも多く、キングサーモンの大物とのバトルを繰り広げたかったものです。
もっとも日本と同じように、
釣れるときはいくらでもって感じでしたが、
ダメなときはやはりダメ。
それでも、大自然の中での釣りは臨場感が違います。
楽しいなんてもんじゃありません。
チャンスがあれば、
老体に鞭打ってでもまた出掛けたいと思っています。
メインロッジにはダイニングやリビングがあり、
三度三度の食事はすべてここでいただきます。
アメリカ人の食事、とくに朝食は甘い味付けのものが多いですね。
同行した何人かは口に合わず、かなり苦労したようです。
甘党のタハラッチでさえ、
甘すぎると思ったことが何度もありました。
でもディナーは大丈夫。
ステーキなどが主体で、ほぼ美味しくいただきました。
このほかたくさんのキャビンがあって、寝るのはそちら。
ツィン、トリプル、フォースなど
いろいろなタイプが備わっています。
さていよいよ道なき原野の川辺に建つロッジへ移動。
そこをベースにしたボートフィッシングのスタートとなります
ボートの定員は4名といったところかな。
それぞれのボートはライセンスを持ったフィッシングガイドが操船。
釣りの案内もしてくれます。
この時季のアラスカは白夜ですから、
暗くなるのはせいぜい2、3時間くらいで、
真っ暗闇にはなりません。
20時間を四つの時間帯に分けて、釣りに出掛けます。
1日3回の出動。
もう1回は寝る時間ですね。
白夜ですから夜になっても明るいのですが、
時計を見なくても
もう夜になったと実感できるんです。
16時を過ぎるころになると、気温がどんどん低下。
ダウンジャケットが必要ですし、
ウェーダーを履いたまま川の中に立ち込んでいると、
凍えるほど冷えてきます。
やはりアラスカなんだと実感できました。
電気も通じていませんから自家発電。
日中は電気も水洗トイレも使えましたが、
発電中止となる夜間は、いずれもダメ。
とくに夜間は蚊の襲撃が激しいので、
大量に持参した蚊取り線香がとても役に立ちました。
でもアメリカ人はあの香りが嫌いなようで、
ロッジの中では使わないよう、厳重な注意がありました。
通い始めた最初のころは、
普通の携帯電話はダメで、衛星電話だけ。
その後は
かろうじてネットだけで浮世との繋がりが保てるようになりました。
最近、といってももうひと昔以上も前になりますが、
WIFIも繋がるようになって、
秘境の感じが薄らいでしまいました。
暮らしが便利になると、失うものもありますね。
そんなところですからタイミングさえあえば、
キングサーモンの大群との遭遇は容易でした。
写真は某出版社から戻ってこなかったので紹介できませんが、
さほど広くない川に、
婚姻色に包まれたメーター級のキングサーモンが、
3本の帯状に連なって遡上しているのに遭遇したこともありました。
まさにパラダイスですね。
でも、そう簡単には食いついてはくれませんでしたが・・・。
アンカレッジの町はずれにある堰を遡上するキングサーモン。
何10回もシャッターを押して撮った1枚です。
この川で立ち込んで釣っているとき、
足に当たるものがありました。
氷河の雪解け水の流れは白濁しているので、
水中はまったく見えません。
褐色で長めですから丸太の短いのかなと思いました。
それが次から次といってもよいくらい何度もぶつかるんです。
でも痛くありません。
よく見るとなんとキングサーモンなんです。
婚姻色に染まっているので
丸太そのものなんです。
大群をなして遡上しているので、そんな状況になるんです。
いくらでもいるのですが、入れ食いとはいきません。
それでも良いときには、
1時間に3本くらいのペースでヒットしたこともありました。
日本でしたら入れ食いですよね。
そのころのキングサーモンのレギュレーションは1日1本で、
年間5本がマックス。
ただし、その後もリリースすれば、
バッグリミットを達成しても釣り続けることはOK。
文字通り思いっきり楽しめたんです。
今は厳しくなって、1本でもキープすればその日の釣りは終了。
大型でしたら納得できますが、
中途半端なサイズの、それもメスをランディングしたら思案しますね。
現地の人たちはイクラをほとんど食べないので、
オスのほうを喜びます。
タハラッチはもちろんたっぷりとイクラを孕んだメスのほうが大事です。
その後何度か、現地でイクラの醤油漬けを作りました。
しょう油、ワサビ、ざるなどは日本から持参。
ロッジに泊まり合わせた人たちに振る舞いました。
お世辞半分ウソ半だったかもしれませんが、
旨いと言って喜んで食べてくれました。
中には釣ったメスの腹を割いて、
でっかい筋子の塊を届けてくれた人も何人かいました。
少しは国際交流に寄与したかもしれません。
最近はせちがらくなりましたが、
それでも川で釣るキングサーモンフィッシングは
水深が浅いので魚の勢いは強烈そのもの。
アラブから来た大金持ちの王様たちでさえ夢中になっていました。
ALASKAのサーモンフィッシングは、
どこの川でも可能なわけじゃありません。
レギュレーション、規則が厳しく、
どこそこの川では何月何日の何時から、
いつまでの間だけ釣ることができるなどと
きっちり定められているんです。
これは某ハイウェイ沿いの某川。
オープンされると、広大な駐車場はいつもほぼ満車状態で、
何時間も待たされることがあります。
そのうえ専用のフェリーボートで釣りができる側に渡らなければなりません。
そこでもこんな状況。
日本の川より混雑が激しいかもしれません。
昔はかなり釣れましたが、
今では型を見るのがやっという状況。
ボウズの人も少なくないようです。
水上飛行機やボートを使ったサーモンフィッシングのほうが
確実性が高いと言えます。
これがタハラッチのファーストキングサーモン。
拳銃を携えて、水上飛行機で行った秘境で仕留めたヤツです。
みごとな婚姻色に染まっていますね。
この写真を見て驚いたことがあります。
青と黒のボーダーのラガージャージ。
まだ持っていて、ときどき釣りに出掛ける際、着ることがあるのです。
物持ちが良すぎるのかもしれません。
同行した仲間たちより先に
キングサーモンを釣ってしまったタハラッチ、
水上飛行機が迎えに来る沼まで、
一足先に戻ることにしました。
これを背負って大自然の中を歩いたのですが、
まだ若かったからものともしません。
ところがその途中でまたサーモンの群れに遭遇し、
もう1尾仕留めてしまったんです。
たったひとりですし、
ランディングネットも持っていません。
ギリギリまで締めあげてから、川岸まで引きずりあげました。
でも欲の皮が突っ張っていましたから、
リリースする気は毛頭ありません。
このころはまだレギュレーションも甘かったので、
バッグリミットを気にすることもありません。
でもその欲のせいで、
ひどい苦労を強いられました。
2本のキングサーモンの重量は半端じゃありません。
川原の石の上を歩いたり、渡渉したり、
ときには湿地の中で悪戦苦闘。
クマの糞だらけの巨大な吹き林の中を通ったときは
ホイッスルを吹きっぱなし。
汗まみれになりながら、
這う這うの体で、ピックアップポイントに辿り着いたのでした。
先ほどは猛烈な嵐に見舞われました。
北からも南からも土砂降りの雨が吹きつけ、
玄関の戸をパラパラと打つ音も聞こえます。
何事かと思って扉を開けると、
なんと、1cmくらいの塊のヒョウが降っているじゃありませんか。
寒いはず。
ビックリさせられました。
そういえば何年か前の今ごろだったと思います。
離島のアカイカ釣りに行くために、調布の飛行場で待機していたところ、
猛烈なヒョウが降ってきました。
その地域一帯が真っ白な冬の景色に一変したほど。
もちろん飛行機は欠航し、
折角のアカイカ釣行はおじゃんになりました。
この時季の東京はヒョウの季節なのかもしれませんね。
・・・
さてアラスカのサーモンフィッシング。
アンカレッジの町はずれのこんな小さな川でも、
シーズンの真っ盛りになるとキングサーモンが釣れるんです。
タハラッチもTVのロケで行ったとき、
撮影のオフに一人でタクシーに乗って出向き、楽しんだことがありました。
でも一人で行くもんじゃありませんね。
写真は撮れないし、
折角何尾も仕留めたのに、持ち帰ることもできません。
おまけにランディングネットを持っていなかったので、
引き寄せてハリを外すのに、苦労させられました。
そんなデメリットな面もありましたが、
良い思い出として、
タハラッチの脳裏にはくっきりと刻み込まれています。
いろいろ挑戦してみるもんですね。
さてアラスカのキングサーモンフィッシング、
ロッジへ行く前に釣具屋さんへ行かなければなりません。
さすがアラスカですね。
店がとてもでかい。
そしてほとんどの大きな店には魚の剥製が飾られています。
観ているだけで血が騒ぎますね。
オレだってあんなヤツを仕留めるんだって気持ちが沸き上がってきます。
タックルも豊富だし、ともかく安い。
さおやリールも安いし、ウェーダーなんか激安って感じ。
ただしタハラッチは子供サイズの中から探し出さなきゃなりません。
大人用はともかくでかすぎるので・・・。
毎年のように通ってましたが、
飛行機への荷物の持ち込み規定が年々厳しくなり、
徐々に現地調達するものが増えていきました。
ルアーやパーツはあっという間に溜まって、
小さな釣具屋ができるくらい。
でも、ここニ、三年の釣具の断捨離ですっかり処分してしまいましたが・・・。
タハラッチが驚かされたのが銃の売り場。
釣具店ではかならず銃が売られていたんです。
最初に訪れた10数年前には、
ピストルがたった300$台で売られていました。
カルチャーショックを受けました。
その時は現地の知人から借りた二丁の拳銃を釣り場に持参。
というのもそのポイントは
アンカレッジからフロートプレーンでしか行くことのできない秘境だったのです。
人家は皆無で、人っ子一人いません。
その代わりサーモンとクマはいくらでもいたのです。
貧乏なタハラッチたちですから、
水上飛行機の送迎だけ頼んで、ガイドレス。
ガイドをつければそんなことをしなくてもよかったのですが・・・。
命がけの釣りになってしみ舞いました。
で、現場に降ろされて、
迎えの時刻を打ち合わせると、
飛行機はアンカレッジへと飛び去って行きました。
周りを見渡すと、身の丈を大幅に超えるようなでっかいウドの林。
そのいたるところにクマの糞が転がっていました。
さすがに武者震いしたものです。
というわけで、まず最初にしたのは銃の乱射。
音で威嚇しておこうという作戦です。
45口径と38口径の二つの銃をたっぷりと試射したのでした。
38口径のほうは何とか的野周辺に当たりましたが、
45口径はすごかったですね。
撃った衝撃で肩の骨が砕けるような感じ。
これじゃ、実践ではあまり役に立ちそうにありません。
でもキングサーモンはでっかいのが2尾も釣れましたし、
乱射効果が効いたらしく、
クマにも遭遇しないで思いっきり楽しんできました。
残念ながらこのときの写真のほとんどは、
某出版社へ行ったまま。
とうとう戻ってはきませんでした。
さぁ、6月に入りました。
この月は一年中でいちばん魚の活性の高まる時季。
5月の大潮にこだわる人は別として、
イシナギもまだまだオンシーズンですから、存分に楽しんでください。
そして6月がもっとも釣れるのはわが日本だけに限ったことじゃありません。
タハラッチが毎年のように通っていた、
アラスカやカナダのキングサーモンとハリバットも
これからが絶好のタイミングなんです。
写真の蛇行した川のさらに上流には、
キングサーモンが目指す産卵場所があります。
もちろん道はありませんから、
フロートプレーンでロッジへ向かうんです。
ちなみにロッジ以外にはレストランもなければ、
人家もありません。
三度の食事もおやつも、ロッジで用意してもらいます。
寝るのもシャワーもすべてロッジで・・・。
ロッジなしではキングサーモン釣りはできないのです。
ロッジからサーモンポイントへは、徒歩で行くかボートを利用。
ガイドが同行してくれるので、
日本から出かけて行っても大丈夫。
夢のように楽しいサーモンフィッシングが展開されるんです。
少しずつ紹介しますので、楽しみにお待ちください。