さぁ、久しぶりの銭洲。
今回は思惑があって、釣りをせずに取材に徹するのですが、
気持ちは高ぶっています。
取材といっても開幕の銭洲の実釣シーンのレポートではなく、
乗船する釣り人と操船する船頭が標的。
ひと味変わっているだけにドキドキ。
まるでピクニックに出かけるかのように気分が盛り上がっています。
タックルを持参しないってすごく楽。
それでも、ブーツ、レインギア、ライフジャケットに着替え。
写真はコンデジとスマホで間に合わせるつもり。
重くてかさばる一眼レフの出番はこのところなくなってしまいました。
ということで、最終に出かけるときの30リットルのザックで間に合いそう。
これなら少し混んでいるバスや電車にも乗ることができますね。
昨年も利用したように、
今回もまた踊り子号で行きます。
伊豆多賀のホームの桜はもう葉桜になっちゃったかな。
電車の中で花見をしながら食べるつもりで、
東京駅で駅弁を買う予定です。
まさにピクニック気分ですよ。
銭洲の解禁日、
どうやら良い天気に恵まれる感じ。
予報が次第に好転してきました。
北東風が2~3mほど吹いて、気温は15~18℃。
絶好の釣り日和となりそうですね。
こんなコンディションなのに、竿を出せないなんて残念無念。
すでに満船になっているので、仕事優先で頑張るつもり。
きっと良いことがあるに違いありません。
ケントスでのライブと踊り、
知り合いのご夫婦と計4人で行ったのですが、
酒を飲むのはたった一人だけ。
タハラッチと知人の奥さんはまったくの下戸で、
知人は退院したばかり。
それでも楽しかったのは懐かしいポップスの演奏ばかりだったから。
1回、40分のライブショータイムは、
あまり広くないホールに客があふれんばかりで踊り狂っていました。
70代もいましたが、
主流は40~50代くらいかな。
華麗に踊りまくっているカップルのみごとなこと。
何度も魅入ってしまいました。
コロナ前は5ステージまでやっていましたが、
現在は4ステで終了。
おかげで終電より5、6本前の電車で帰ってくることができました。
ともかく楽しの一言に尽きます。
またチャンスを作って踊りに行くことにしましょう。
・・・
昨日から今日にかけて、
遊びまわったせいで腹の減ること減ること。
昼間っからステーキを焼いて食べたりして腹いっぱいになりました。
その反動だったのでしょう、
夕餉は軽くあっさりしたものが食べたくなりました。
そこでチョイスしたのが、冷凍庫で眠っていたアカカマスとユメカサゴの開きです。
アカカマスは2月2日に釣ったもので、脂の乗りが抜群。
ユメカサゴは11日のオニカサゴの外道です。
小さな魚体でしたが、旨味はこちらのほうがはるかに上。
煩わしい外道だといって放り投げずに、
これからはできるだけ持ち帰るようにするつもりです。
今日は久しぶりに、
かれこれ5、6年ブリ以上かもしれません。
六本木にあるアメリカン・オールディーズのライブハウス、
ケントスで遊んできました。
というわけで、もうこんな時刻。
眠いので、おやすみなさい。
寒の戻りなんでしょうね。
すっきりせず、うすら寒ささえ感じる一日でした。
でもタハラッチは大忙し。
4月から解禁となるクロマグロの仕掛けづくりに取り組みました。
いったんは80号フロロカーボンに
22号のハリを結んだクランキングリーダーを作ったのですが、
船頭のアドバイスにしたがって、ハリのサイズを大きくしました。
手直ししたのは80号の仕掛けだけ。
60号や50号のハリスに結んだハリはそのまま使うことにします。
細いハリスは情況によって、
キワダが回遊していたら使うつもり。
大は小を兼ねるのが大物釣りですから、
80号でも差し支えないのですが、
万一の備えというところでしょう。
銭洲の解禁と、
クロマグロの枠の復活が迫ってきました。
タハラッチは、
銭洲へは解禁初日に、
マグロは半月ほど先に出かける予定。
そこで、マグロの仕掛けのハリを交換することにしました。
スーパームツの22号を結んだあったのですが、
船頭はもっと大きいほうが良いとのこと。
30号に交換します。
ザイロンノットで接続してありますので、
デンタルフロスを切断して再接続。
眼が悪くなっているので作業は遅々としてますが、2組み完了。
要領がわかりましたので、
この先はもう少しスムーズにいくように思えます。
何人かの友人たちが2日と3日に出掛けるとのこと。
その結果を聞くのがとても楽しみです。
もちろん、1日の銭洲でも、マグロの情報が届くかと思います。
いずれにしてもお天気さえよければ・・・。
そう願わずにはいられませんね。
最近のタハラッチは近場で小物釣りばっかりですが、
来月は久しぶりに大物釣りの雰囲気が味わえそうです。
まずは1日の銭洲の解禁日、
竿を出せるかどうかわかりませんが、
なんとか、銭洲船に便乗できることになりました。
その昔、カッタクリでカンパチを狙っていたところ、
10kgに迫るような大型シマアジが食ったことがありました。
残念ながらタハラッチの仕掛けに食ったんじゃなかったんですが、
順オオカミ級は迫力満点でした。
今年はどんな魚が食ってくれるか、とても楽しみですね。
もう一つがマグロ。
4月からは新たな枠のもとで再開されますので、
うまくすれば、
WBCクラスの興奮のるつぼを体験できる可能性があります。
とても楽しみです。
どうしたというんでしょうか。
本来ならばとっくに終わっているはずのマダイがまだ釣れ盛っています。
数も伸びていてツ抜けする人もあり、
また50cm級の大型も出ています。
新企画のターゲットの一つに加えているんですが、
実釣取材は来シーズンに回していました。
まだ間に合うかもしれませんね。
スケジュールを調整しましょう。
当初の予定には組み入れてなかったんですが、
マゴチの情報が入ってきました。
江戸前の伝統的な釣り物で、ワザの冴えがものをいう釣り。
照りゴチというくらいですから、
取材はまだ先だと高をくくっていましたが、
連日ツ抜けの勢い。
60cm超の良型が竿をしならせることもあるようです。
こちらもスケジュール調整が必要ですね。
さらに、
外房から銚子沖、鹿島沖にかけてのヤリイカも好調ですね。
束釣りの勢いも出てきました。
でも、こちらはアクセスの都合で、難しいかもしれません。
足があれば行きたいんですが・・・。
こちらはただ単に食い意地が張っているだけ。
印籠鮨を腹いっぱい食べたいなぁ・・・。
WBCの決勝、見ちゃいました。
勝利が決まったその瞬間、思わず雄叫びがあがりました。
自分がプレイや^でもないのに・・・。
内容的には昨日の準決勝のほうがハラハラドキドキ。
でもやはり、決勝ですから、
それなりの感動がありましたね。
とても良かったと思います。
次回の開催まで生きていられたら、
また同じような感激を味わいたいものです。
・・・
生のアカムツ料理のシンガリです。
左は皮付きの焙りを丼飯の上に乗せ、
中落ちで取った出汁をぶっかけったタハラッチ流の茶漬け。
マダイでよくやる定番料理で、カミさんの大好物。
やはりタイよりアカムツのほうが旨いですね。
右側は刺身。
皮を引いた平造りと、皮目の焙り。
6日間寝かせましたので、
どちらも脂の乗りが抜群で、とろけました。
これで今回のアカムツのすべての料理が出そろいました。
食べ尽くしましたので、
また釣りに行かないと、この絶妙な味わいは再現できませんね。
アカムツのカブト蒸し。
もちろん清酒でじっくり蒸し上げました。
今回もまた、しっかりしゃぶり尽くしましたよ。
なんて旨いんでしょう。
でも、もう残りが少なくなってきました。
旨い魚を食べたけりゃ、
また釣りに行かなきゃなりませんね。
当たり前のことですが・・・。
・・・
プロ野球も高校野球も、普段はまず見ないんですが、
今朝は8時からTVの前に張り付きました。
相手の先発ピッチャーとレフト、なかなか良くて、イライラしました。
でも侍たち、根性が座っていましたね。
一番楽しそうだったのは大谷。
最後の最後まで、一番つらかった村上は、
土壇場で意趣返しでき、ほっとしたことでしょう。
我慢に我慢を重ねた監督はきっと、
もう死んでもいいくらいうれしかったんじゃないでしょうか。
でも明日があります。
7回以外は毎回得点で楽勝だったアメリカと違い、
苦労に苦労を重ねて競り勝った侍たち。
厳しさより、和やかさに溢れていたようにさえ思えます。
素晴らしい感動をありがとう。
明日もまた、今日以上の感動を確信しています。
最後に巻き上げた仕掛けに、
深紅のベニアコウがズラズラと5尾も連なっていた日の感動のように・・・。
今日もまたアカムツです。
昨日は押し寿司でしたが、今日は握り。
皮を削いだネタと、皮を焙ったものを10貫ずつ握りました。
この皿には15貫しか乗りませんが、実際に握ったのは20貫なんです。
そのうちの12貫をタハラッチが食べ、カミさんは8貫。
このくらいの案配が我が家の定番なんです。
でも普段の食事と比べると、
シャリの量ははるかに多い感じ。
やはり鮨はいくらでも、とは言いませんが、
茶碗に盛った白飯よりたくさん食べられるもんですね。
連日、アカムツシリーズが続いています。
まだ生のままストックしてあるネタが残っていて、
4、5種類くらいの料理が作れそうです。
アカムツも押し寿司にしてみました。
キンメの時は昆布締めにして押して大正解でしたが、
今回は焙りに方針決定。
切り分けてからバーナーで焙りました。
昆布締めと違って生の皮目ですから、
包丁の通りが違います。
アカムツをやさしく切り分けてから、
シャリを一気に押し切りました。
ちょっと崩れたところもあありますが、
素人料理ですから、
ご愛敬だと笑い飛ばしてください。
でも皮目の歯切れが思った以上によくて、
焙った効果が香りを引き立ててくれました。
大成功。
レパートリーが一つ増えました。
この日の最大級は、着底と同時に上バリに食ってきました。
黄色のマシュマロボールと蛍ムラのチューブ。
アタリは細かったものの、
その後の引きはガンガン強烈。
ほぼ250m巻き上げる間、強い引きが楽しめました。
体長は44cmというところかな。
重さは1.3kg。
もっとあるように思えたのですが、こんなもんですね。
丸二日しか寝かせてませんが、
さすが、身が厚く、脂の乗りも絶妙でした。
柳刃を研いだらやはり切れ味抜群。
一生懸命薄い削ぎ切りにし、
アラで取った濃い出汁でシャブシャブに。
見栄えはいまいちですが、
とろけるような味わいはまさに逸品。
釣り師冥利に尽きました。
昨日釣った800gのアカムツの塩焼き、
1.3kgのアカムツのカブト煮、
11日に釣った1.6kgのオニカサゴのカブト煮を食べましたが、
ボリューム満点なのでさすがに食べきれません。
尾頭付きの塩焼きの半身は残してしまいました。
しゃぶり尽くした食べっぷりはなかなかのものでしょう。
波崎沖のアカムツに行ってきました。
絶好の凪ぎに恵まれましたが、
昨日同様、二枚潮とサメの猛攻に泣かされ、
規定数の半分に終わりました。
良型も交じり、相棒が250mラインで8kgのヒラメを仕留めたりして、
楽しめました。
でも年老いた身には正直、200号オモリはきつめですね。
絶好調だった波崎沖のアカムツ、
今日は二枚潮とサメの猛攻のため釣果が伸びなかったとのこと。
でもこのところの釣況のせいで、明日はほぼ満船のようです。
仕掛けも自分なりに万全を期したつもりですし、
急遽オモリも追加しました。
凪ぎは良さそうですが、
潮が悪いとオマツリは避けられそうにありません。
よびのPE もバッカンに入れました。
あとは成り行き任せ。
なるようにしかなりません。
・・・
で、先ほど、寝かしておいた2尾目のオニカサゴをさばきました。
落とした頭はカブト割り。
これはそのうち、カブト煮にしようかな。
身は三枚におろし、皮付きのまま削ぎ切り。
オニシャブでいくつもりです。
横着して柳刃研いでいなかったツケが回ってきました。
そのうえ素人ですから、皮付きの身を削ぎ切りするのが難しいこと。
なんとか盛り付けましたが、見栄えがしません。
もっと修行しなくっちゃ。
でもこれを食べて、明日のアカムツを頑張りましょう。
1.4kgのオニ、
ヒレをすべて取り除いたら、
みすぼらしい格好になっちゃいました。
これを新聞紙で包み、水で湿らせてからパーシャルで丸三日、
寝かせました。
すでに内臓は取り除いてますから、
頭を落として、三枚におろしました。
剝いた腹骨は、引いた皮とともに潮汁の具。
真白な身は刺身で食べましたが、じつにみごとでした。
でももう少し寝かせたほうが良さそう。
1.6kgのほうも同様に処理してありますから、
こちらはもう少し寝かせることにしましょう。
釣行Reportを書き直しましょう。
周年オニカサゴばかり狙っているこの真澄丸は、
ともかくこだわりの船宿。
独特のルールがあります。
小型はすべてリリース。
ボーダーラインは800gですから、ハードルはかなり高め。
大鬼に執念を燃やし続けているのです。
タハラッチにとって久しぶりのオニカサゴ。
ともかく仕掛けを海底にとどめるよう徹していれば、
船がオニのアジトへといざなってくれる。
一言でいえばこれが真澄丸のオニカサゴの流儀なのですが、
口で言うほど簡単ではありません。
タナさえしっかり取れれば、あとはじっと耐える感じ。
やたら動かさないほうがチャンスに恵まれるため、
置き竿に分があるかもしれません。
この日は新企画のための取材だったため、
こんな話をしながら竿を出していたので、
結果的に、想定した通りの状態になったのでしょう。
竿先が微妙に震えました。
なんと、無欲の勝利。
1.4kgの良型が食ってくれたのです。
凪ぎはよかったものの、
オニカサゴの活性は全体的には低め。
リリースサイズは食うのですが、
キープサイズんはなかなか届きません。
数えきれないほどあるオニカサゴのピンポイントを狙っているのでしょう。
潮周りのたびに、少しずつ深みへと移動。
4投目に150mダチを狙うころには潮が速くなってきました。
常連たちは速い潮での釣りが好きな人たちが多いとのこと。
この日乗り合わせた方にも気合が入ってきました。
さすが名だたる早潮の東京湾口ですね。
次第に早くなった潮のせいで、
底立ちを取ったと思うとすぐに仕掛けが浮き上がってしまいます。
もちろん、そんな状況になったら,
置き竿に徹してのんびり構えているなんて悠長なことはやっちゃられません。
竿を抱え込んだままリールのクラッチを切り、
サミングしながら道糸を送り出します。
ちょうど、新島の地キンメ釣りで、
道糸をどんどん送り込むのに似ています。
ただしこちらは野放図に糸を出すのではなく、
道糸がフケ過ぎないよう張り出しで、
かすかなアタリをも逃さないよう、
軽いテンションを掛け続けながら送り出すのです。
速い潮のほうが好きと言われたようにこのタイミングになると、
キープサイズがポツポツ食ってきます。
でも何が気に入らないのか、大鬼は姿を見せません。
タハラッチのリールには6号300mを巻いてあります。
たしか以前はこれがこの船の標準仕様だったはずですが、
最近はもっと潮が速くなったのでしょうか。
仕掛けが着底して少し経つと、道糸が底をついてしまいます。
常連は350mも出ているといいますが、
そのころ、タハラッチは糸が無くなってしまい、
巻き上げにかかっています。
巻き上げ合図は掛かっていないので、
少しでもほかの人たちの巻き上げにあわせるつもりで、
オニが食った時の巻き上げスピード、
Daiwaのパワーレバーでしたら12~13で巻いていました。
すると、途中から生体反応が現れたではないですか。
情けないことにアタリが感知できなかったのです。
ラッキーというのはこんなことなんですね。
海面近くになってくると動きはますます顕著になり、
良型の気配が濃厚。
海面に浮上してきた紅い塊は無事にタモに収まり、
検量の結果1.6kg。
この日の最大サイズで、タハラッチにとっては両手に花となりました。
昨日の釣行Reportの続きの前に、
外道で食ったウッカリカサゴ、
これを久しぶりに煮付けにして食べたら、
意外と旨かったんです。
カサゴの身はしっかりしているので、
キンメの煮付けのような濃い煮汁にはしません。
キンメの煮付けには水は一切使わず、
酒と醤油に砂糖、味醂を加え、
とろみがつくように仕上げるのがタハラッチ流。
カサゴの場合は、
酒に水を加え、砂糖と味醂もやや控えめ。
さらっと仕上げるとしっくりします。
真子を孕んでいましたが、
思った以上に脂の乗りが良かったので、
煮付けにしたのは大正解でした。
そして本命のオニは、
やはり2,3日ほど寝かせたほうが旨いので、
エラと内臓、ヒレをすべて切り落とし、
新聞紙で包んで濡らしてからビニール袋に収納。
冷蔵庫のパーシャルでおやすみいただいております。
胸鰭と尾鰭はガラスに貼り付けて乾燥させ、
焙ってから日本酒に浸すとヒレ酒になるんですが、
下戸のタハラッチには無用のもの。
背鰭と尻鰭には、刺さると激痛を伴う毒針が潜んでいますので、
さばく前には切り取ってしまうのが常道です。
左下の白いものは胃袋。
開いて包丁でしごいて汚れを取ります。
その右側は肝。
この二つの内臓はタハラッチの大好物。
湯引きして抵当なサイズに切り分け、
ポン酢しょう油で和えると絶妙な味なんです。
コリっとした胃袋の食感と、
しっとりした肝のマッチングが堪えられません。
食べるほうを優先しちゃって申し訳ありません。
釣行記はは明日にでも追加しますので、
お待ちくださいね。
意外と面白いワザを発見しましたので・・・。
今日の東京湾口は、
絶好の凪ぎに恵まれました。
1.6kgと1.4kgの2尾を釣らせてもらいました。
1尾目は2投目に食った1.4kgで、
水深は135m。
このときは潮はとろーりという感じでしたが、
中盤から猛烈に速い潮となりました。
そんな早潮の中で食ったのは1.6kg。
情けないことにアタリが取れず、
巻いたら途中から生体反応。
早潮対策が結果的に良い釣果に結び付きました。
さて、どんな対策だったのでしょうか・・・。
今日はお昼ごろまでに用事を終了させて、
バスで房総へ出発する予定。
明日の鬼退治のために現地に前泊します。
車がないと朝着きができないので、
こういうことになるんですね。
でもこれはこれで、ちっとは楽しいことに巡り合えるかもしれません。
うまくいきますように・・・。
このところ良い陽気が続いていましたが、
明日は久しぶりに荒天のよう。
でも明後日からはまた良い天気になるようです。
じつは明日と明後日、
陸の上の用事を入れていたのですが、
明後日の用事がキャンセル。
急遽、オニカサゴの取材をすることになりました。
明日の用事は昼過ぎまで。
急いで帰宅して、出掛けることにします。
というのも、車がないせいで、
電車では出船時刻に間に合いません。
そのために前泊するのです。
ちょっと忙しないスケジュールですが、
このタイミングで取材を一つクリアできるのは
とてもラッキーです。
沿岸はもう桜が咲き始めているかもしれません。
こちらも楽しみですね。
朝晩は別として、
日中の暖かさは春を思わせるほど。
あっという間にコブシが真っ白な花を開かせ、
可憐なスミレが路傍に顔をのぞかせてくれました。
この調子で暖かさが続けば、
もう十日足らずで桜も開花することでしょう。
マダイの乗っ込みに始まり、
イサキも活発に食いが立つはずです。
そして大好きなアナゴ釣りもスタートしています。
暖かな陽気だけでなく、
タハラッチの心もウキウキ弾んできました。
春特有の強い南風に警戒しつつ、
春の魚たちとの出会いが待ち焦がれます。
さぁ、忙しくなりそうだぞッ!
気合を入れて準備をしましょう。
ここ毎日のように訪れている絶好の凪ぎ。
この好機を、さまざまな雑用のせいで、
すっかり無駄にしてしまいました。
新企画を進行中の身にとっては貴重な日程を失ってしまいました。
嘆いているばかりではなく、取り戻さなければなりません。
現在確定している釣行予定は、アカムツとマグロ系の泳がせ釣り。
このスケジュールの間に、新企画の取材の予定を組み込まなければなりません。
問題は気象、海象。
実釣取材ですから、できるだけ穏やかな海でやりたいですね。
年老いた身には、荒れ気味の海は堪えます。
転んだり、ケガをしたりでは、
いくら老いたとはいえ様になりませんよね。
十分に気を付けなければと、言い聞かせています。
・・・
夕餉に、
I さんから頂戴したメダイの切り身のヅケと西京漬けを
焼いていただきました。
塩加減が程よく、我が家のロースターでもふっくら焼きあがりました。
大物でしたからまだたっぷりあります。
冷凍焼けさせないうちに、
美味しくいただこうと思っております。
I さん、ありがとうございました。
冷凍庫をチェックしたら、
メダイのほか、キンメ、タチウオ、アカカマス、ヤリイカ、マダコなどがあり、
エサのための、ホタルイカとサバとおぼしき塊もありました。
いずれもかなりの量。
カミさんはしばらく補充することはないよといいますが、
食べる目的のためだけに釣りに出かけているわけじゃありません。
久しぶりに取材という大義名分がありますから、
大手を振って釣りに行かれます。
とても素晴らしいことです。
今日は啓蟄。
日ごとに春めいてきました。
明日からしばらくの間、
春の暖かさに包まれる日が続きそうで、
きっと虫も穴から這い出してくることでしょう。
桜の開花とともに、
新潟の沿岸ではきっと、
春の女神、ギフチョウが飛び交う日も
早まるのではないでしょうか。
とはいえ、この時季は強風が吹く日が多く、
釣り師にとって、それが悩みの種。
昔から、大きな海難事故が多発しています。
そんな不安定な日々を縫ってでも
釣りに出るチャンスを作りたいものです。
そんな天気の読みもワザの一つ。
うまく的中するときは、
釣りの腕も少し上向くように感じるものです。
次の釣行は、
アカムツ、オニカサゴ、マゴチ、アナゴ、ベニアコウと、
旬を追っていき、
その合間に、4月のクロマグロがまだ居残っている音を願いつつ、
釣行の計画を立てていきます。
夕べ出船した今季初の夜アナゴ乗合船、
TOPは13尾で、船中最大は48cmだったそうです。
0はひとりで、5人の方のニコパチ写真がアップされていました。
まずまずの釣況かと思われます。
来週の土曜日も出船するようですから、注目したいと思います。
ただし定番で出船している船ではなく、
毎年この走りの時季を狙って出ていて、
スミイカやマゴチなど、江戸前の釣りを得意としています。
たぶん竿頭は手練れの人だと思いますが・・・。
タハラッチは今度の週末、
珍しく用事が立て込んでしまいました。
陽気も大幅に春めいて、夜釣りには最適かもしれませんが、
やはり桜の開花を待ってから、
取材を兼ねて出かけようと思っています。
SNSにアップされている動画に心打たれました。
海面すれすれに白い魚影が旋回していて、
よく見るとクロマグロの良型。
100kg級にも見えました。
しっかり旋回させ、エアを吸わせてある程度弱らせた後、
ギリギリのところまで巻き上げています。
どうしたんだと思っていると、
リールの直前に張り詰めているハリスにハサミの刃を当てています。
そうなんです。
大フィーバーしたあの海域にはまだ、
クロマグロが居残っていて、
キワダやカジキを狙って泳がせ釣りをしている仕掛けに食いついてきたのです。
この海域のクロマグロに割り当てられたクロマグロの漁獲枠は、
2月の15日までで釣り尽くしてしまいました。
そのため4月にならないと新たな枠が復活しません。
せっかく食わせて、ようやく船べりまで引き寄せてきたクロマグロですが、
取り込むのはルール破り。
というより犯罪です。
ハリスが切断されると、
マグロは二、三度首を振った後、海中深く潜っていきました。
口にかかったハリはやがて外れることでしょう。
ハリ穴がどこまで回復するかわかりませんが、
あの元気さから推し量ると、
きっとまた元気に泳ぎ回ってくれるような気がしてなりません。
少しもったいない思いは募りますが、
船頭も釣り人もルールを遵守して、資源の保護に邁進しています。
とてもすがすがしい、
そして潔い動画を見せてくれました。
今、キワダやビンチョウ、カジキなどを狙うか、
それとも4月までマグロが居残ってくれることを祈りつつ、
枠の復活される日を待つか、
思案のしどころなのかもしれません。
今年は桜の開花が早そうだといいます。
つい先日までは、
22日が開花予想日だったんですが、
17日に前倒し。
その影響を受けたわけではないのでしょうが、
明日、今シーズン最初のアナゴの乗合船が出るとのこと。
以前は桜の花が満開になるころ、
アナゴも絶好調になったものでしたが、
最近はとんと、景気の良い話は聞かれなくなっていました。
桜の開花予想が的中すれば、
アナゴの食いも活発になってくれるかもしれません。
楽しみですね。
・・・
一連のキンメ料理、とりあえず、一段落しました。
キンメの刺身、焙り、ヅケ、昆布締め、煮付け、塩焼き、
カブト煮、カブト蒸し、ワイン蒸し、中華蒸し、胃袋のきんぴら、肝と真子の煮物と煮凝り、
さらに、押し寿司、山かけ丼、刺身とヅケの二色丼、アラ煮、潮汁。
4尾を使ったキンメ尽くしです。
食べでがありましたし、なによりいろいろ多彩な料理が味わえたので、
釣り師冥利に尽きました。
まだ、切り身が14切れ、残っていて、
船宿で真空パックしてもらった尾頭付きも1尾まるまるあります。
せっかくの料理ですから、
暇を作って、釣魚料理舳亭を充実させていくつもりですが、
けっこう忙しぶっておりますので、
気長にお付き合いくださるよう、お願いいたします。
昨日と今日の昼餉は丼。
昨日はキンメのヅケをヤマトイモと合わせた山かけ。
今日はその余ったヅケと、これまた先日残した刺身を削ぎ切りにし、
鮨飯に乗せたキンメの二色丼。
似ていてなおかつ趣が違った二種類の丼飯は、
釣り師ならではの味わいでした。
ヅケは、
柵取りした身を皮付きのまま削ぎ切りにして焙ってからたれに浸します。
生のままだと、キンメの皮はちと堅く、
ひ弱なタハラッチの好みではありません。
いったん焙ればその問題は解消。
美味しく食べられます。
山かけの場合、
鮨飯より普通のご飯のほうがあう感じがします。
刺身とヅケの二色丼はやはり鮨飯に限ります。
残ったヅケダレに、
少しタップリめのワサビを溶いていただきました。
タハラッチは、
二枚におろして中骨の付いてないほうの身を刺身系の料理に使います。
中骨の付いているほうは煮物や焼き物などに・・・。
何尾も釣れたときは、
ほとんどの魚種でこのようなさばき方をしています。
刺身ですから、腹骨を漉き取り、血合い骨桃骨抜きで取り去ります。
今日はキンメの押し寿司を作ろうと、
昨日のうちから準備を整えてきたのです。
身は皮付きのまま昆布締めにしました。
皮は焙るか湯引きをしないと、堅くて歯に触ります。
ところが酢で締めると、問題なく食べることができます。
といっても皮そのものを食べるわけじゃありません。
キンメのきれいな皮目の色を生かして、
押し寿司にするのです。
ヅケダレを作ります。
酒を煮切って冷まし、酢を加えます。
味付けは、塩、砂糖のほか、隠し味程度にしょう油を刺します。
キンメを覆うようなサイズの昆布でキンメの身を挟んで、
一晩漬けこみました。
漬け込む時間が長いときは薄めの味付けのヅケダレ、
短いときは濃いめにして調整します。
漬け込んだキンメを取り出し、
押し寿司の型枠の底に敷きます。
身が小さいときは貼り合わせるようにして、
片枠いっぱいに敷き詰めるるように置くのです。
この枠に鮨飯を詰め込み、
型枠のふたでしっかり押さえつけると、
左の写真のようになります。
鮨飯は、酢に塩と砂糖を入れて混ぜ合わせ、
飯があたたかいうちに降り注いで混ぜるのがコツです。
白板昆布を使うと体裁よく仕上がりますが、
釣り人料理ですから、あえて使わなくてもよいでしょう。
ひと切れごとに包丁をしっかり濡らしながら切ると、
型崩れが防げるはずです。