サンマの切り方2005.3.1:2010.10.6補足

マダラをはじめ、根魚釣りのエサにサンマは最適。
でもやわらかいため、さばき方は難しい。
生のままでは身崩れが激しいので、半解凍状態で3枚におろす。
もちろん身エサの場合、身より皮のほうが大切。
いわゆる大名おろしで、中落ちにはたっぷりと身を残し、皮にできるだけ薄く身が付くようにおろすのが良い。

図に示したように、胸ビレの付け根と、尻尾の付け根の細いところは切り落とさないこと。
サンマの身はやわらかいから、この部分に必ずハリを刺す。
いったん刺してから身をねじり、折り返して刺すと脱落しにくい。
身がやわらかくて不安なときは、さらにもう1回ひねって刺す。

3枚おろしの片身を2つ割

エサが豊富なときは片身をそのままハリに刺す。
その場合、胸ビレを切り落とさないと、エサが回転しやすいので、注意すること。
エサを節約したいときは胸ビレを付けた状態で3枚におろし、写真のように2つ割にして片方は胸ビレの付け根を、もう一方は尻尾の付け根をハリに刺す。

なお船上でエサ切りをする場合はこのようにするが、凍った状態でおろすと身崩れが防げる。
タッパーなどの容器を持参し、朝のうちにおろしてクーラーに入れておくと能率よく釣ることができる。
あらかじめ自宅で切ってから持参する場合は、エサ付けをする状態にさばいてから塩をたっぷりまぶし、冷凍しておこう。


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