深海釣りではたくさんのエダバリの付いた仕掛けを使って釣りをします。
でもTVなどで見ていると、パラパラとじつにスムーズに仕掛けが投入されていきます。
掛け枠にきちんと仕掛けを巻いておけば、投入だけでなく、複雑な仕掛けの運搬やエサ付けもすこぶる簡単にできるのです。
深海釣りではほとんどの場合、乗船した釣り人が一斉に仕掛けを投入するわけではありません。
トモ、またはミヨシからひとりずつ順番に打ち込みます。その順番によって、掛け枠に巻く仕掛けの巻き方が違うのです。
また市販されている仕掛けのように、親子サルカンが横一列に美しく並んだ巻き方のほか、スムーズな投入だけを考えた綾掛けという方法もあります。これはいったん使用した仕掛けを回収したとき、糸が伸びてしまうので最初の寸法と違ってしまうため、それでもなおかつスムーズな投入ができるように巻く方法です。
したがって順巻きと綾掛けがそれぞれミヨシからとトモからの投入により、合計4種類の巻き方があるということになります。
またハリスの長さはともかくとして、幹糸の長さは掛け枠の寸法で大きく異なってきます。自分自身の釣りにあわせて、何種類かの掛け枠を使用している人もあります。
今回はとりあえず恵津丸で使用するトモからの順掛けの方法を紹介しておきます。
深海釣りの仕掛け巻き(綾掛けミヨシ打ち)
ベニアコウ・釣りの準備
ベニアコウ仕掛け図
深海釣りの釣り座
ベニアコウ・エサの切り方
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