簡単最強ツト結び
山口勉さんから教えてもらったとてもすばらしいサルカンの結びがあります。
もちろんハリのフトコロに結ぶにも好都合で、
じつに簡単なうえとても強靭。
例会などでお会いしたときに伝授しますので楽しみにしていてください。
アカイカの泳がせ釣りの仕掛けに最適な結び方ですので、
親バリは環付きイシダイやヒラマサの18〜20号くらいを30〜40号1ヒロ半で結び、
孫バリはハリもハリスも同柄でハリスの長さは40pくらい。
環付きバリならスーパーYOSHIDAノットが簡単に結べて強力ですからおすすめです。
これを数組用意してくれば、船上で簡単で丈夫な孫バリ仕掛けが作れますよ。
・・・
孫バリ仕掛けを結ぶときは気を使います。
親バリを結んだ端を長めに取って、
その先に孫バリを結ぶのが一般的です。
小物狙いだったら良いのですが、
大物が孫バリに掛かったとき、
親バリの結び目から切られるトラブルが目に付きます。
赤糸などで遊動式の親バリを結ぶ人もいますが、ずれることが多く、
貴重なイワシやイカを台無しにしてしまいます。
簡単に結べるうえ強度もあるのがこの結び方です
ぜひ試してください。納得できますよ。
上の写真のように長い親バリと、
短い孫バリをあらかじめ用意します。
長いハリスは仕掛けの全長が目安。
短いほうはエサのサイズということです。
ターゲットはヒラメでもカンパチでも大丈夫。
50号くらいまでのハリスでしたら、無理なく結べると思います。
魚種によってハリスを使い分けてください。
短いハリスの端を親バリのフトコロに結びます。
結び方はサルカンの強力漁師結びかユニノットが良いでしょう。
(それより断然確実で簡単なのが上記の簡単最強ツト結びです)
孫ハリスの長さはイワシやイカのサイズに合わせます。
いったん結んでしまうと長さの変更はできません。
イワシエサの場合なら15cmくらい、
チビムロなら20pくらい、
普通のムロやサバ、イカなどでしたら30pくらい、
大型のアカイカなら40cmくらいの孫ハリスを
あらかじめ用意して乗船すると楽ですよ。
大物用はスリーブ止めの孫バリ仕掛けが簡単です。