３月13日、網代のつちそう丸からアカイカの夜釣りに行って来ました。天気予報は絶好の凪ぎなのですが、沖に出ると結構波が高い様子。寝ていてもバタついて揺れるのが判ったくらいですから、きっと小さな船では無理だったと思います。ポイントに到着するとほかに何隻かの釣り船が来ています。50ｍダチ前後で仕掛けを降ろすとサバの猛攻。ポイントを移動すると小さめのアカイカがポツポツ乗ってきました。水温が下がってしまったのが原因のようです。
タハラッチの仕掛けは８本バリ。うえから、赤帽、赤緑、真っ赤、赤帽、赤緑、真っ赤、エサ巻き餌木オレンジ、エサ巻き餌木赤で、エサは薄くスライスしたツノザメの身です。
餌木に巻くエサをいろいろ取り揃えてくる人がありますが、伊豆諸島周りではツノザメのスライス以外には考えられないくらい。ほかのエサを巻いてサバやサメの猛攻にあって泣いていた釣り人がどれだけ多かったことか。手に入らなければ、宇佐美の山哲に行ってください。１パック500円で売っています。
もう少し正確に言うと、135号線を網代から宇佐美に向かいます。途中トンネルが二つ連続していますから、宇佐美寄りのトンネルを抜けたところをすぐに海側に入ると正面にあります。曲がり角には大きな看板がでているのですぐ判ります。伊豆半島の釣りで使用する各種エサや仕掛けが豊富ですし、年中無休の24時間営業ですから、いつでも安心。夜行でアクセスする釣り人にも頼りになります。
カチカチに冷凍されていますから、半解凍された状態で薄く切ります。ルイベと同じ要領です。完全に解凍してしまうとやわらかいのでうまく切れませんから気を付けてください。サイズはエサ巻き餌木の背中の幅で、長さはカンナにかからないくらい。カンナにかかってしまうと、アカイカの掛かりが悪くなってしまいますので注意しましょう。
ちなみにカンナというのはイカヅノのハリのことです。
最初はそこ付近で乗っていましたが、パッタリと乗りが途絶えました。すると船頭がアドバイスを一言。
「中層を泳いでいるエサの反応がでているので、上の方も探ってみて」
タハラッチは得意の電動誘いを開始しました。ドラグをゆるめに設定し、パワーレバーでスピード１に合わせて置き竿に委ねます。底から17ｍとか、６ｍとか、テンデンバラバラなタナで乗ってくるときにはこれがいちばんです。
それでも乗りが途絶えたらスピード設定を少し速めにし、指でスプールを押さえたままスウッと穏やかに誘い上げます。頂点でそのまましばらく待ってから、指を離してリールの巻き上げを開始。竿先を海面へと下げてくるとその分だけタナを巻き上げることになります。
その位置でまたスプールを抑えてスッテを潮に馴染ませ、サイド誘い上げ手これを繰り返すのです。
スピード１の超微速誘い上げよりはるかにメリハリが利く誘い方ですから、乗りの渋いときには実に効果的。この両方をこなして、なおかつこの時季特有の超大型アカイカの引きをも確実に制するよう、この日のロッドはリーディングＸ・GOUINの265Ｓ。軽くてしなやかなため手持ち操作でも置き竿釣法でも自由自在で、なおかつワラサ竿ですから腰もしっかりしているので大型アカイカにも心配ありません。
その後何度かポイントを探り替えるとようやくアカイカ本来の乗りがやってきました。
海面で身切れすることが多いので、船に備え付けのイカギャフを手元に置き、慎重に取り込みました。いちばん上の赤帽には小振りが、途中の赤緑には中型が、その下の真っ赤と一番下の餌木には60cm近い良型が付いていて、アカイカの引きを堪能しました。
次第に風波が強くなり、潮況もますます悪くなってきました。爆釣が売り物のアカイカですが、それほどまでには数は伸びません。でもまるまる太った良型を主体に土産は十分。終了時刻にもなりましたので切り上げることにしました。
この様子はこのたび新しく立ち上げたつちそう丸のオリジナルHPをご覧ください。
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今シーズンはアカイカのスタートが早く、今度の週末、１日の夜釣りに出掛けようと思っています。
船は網代のつちそう丸。浮スッテは赤と赤緑に良く乗っているそうです。
低気圧の影響で時化模様となるため、中止しました。3.1/09:00
仕切直しをしてまた出掛けようと思います。ご希望の日がありましたらご連絡ください。3.3/8:56
３月11、12、13日のいずれかにアカイカ釣りに行こうと思っています。ご希望の日がありましたらご連絡ください。それに合わせてスケジュールを組みます。3.7/7:52
次のアカイカ釣行日は３月13日に決定しました。ご都合の良い方はぜひご参加ください。人数が増えるようでした、行き先を変更しようかとも考えています。3.9/7:37