4月27日、御前崎沖、オモリのマダイに出船しました。
ブロードバンドの取材のため、タハラッチが一人だけで竿を出しました。
3.75sを頭に1.1s以上のマダイを8枚。いずれも真子や白子を抱いた乗っ込みダイには違いなかったのですが、型が少し物足りません。
でも今季はこんなものかもしれません。
一人で操作したため、見逃しで1回、オマツリで1回、都合2回のバラシがありました。
「豪快釣道」という番組ですが、タハラッチは見ておりません。
でも誘い上げてのタナ取りの瞬間、マダイのアタリを取っているシーンを撮影したはずです。
以前、「ザ・フィッシング」でも同じようなシーンの撮影に成功したことがありました。
釣っていたタハラッチはこれ以上のシーンはないのではないかとほくそ笑んでいるのですが、番組の制作スタッフはどう受け止めているのか。
この日、タハラッチが取ったアタリはわずか9回ですから、そのシーンを直撃したのはじつに貴重なこと。ひょっとしたらさほど気に止めていないかもしれないと、いささか心配です。
前日は朝から爆釣だったそうで、3名の乗船で24枚。トップは17枚だったそうですが、やはり数が食うときは型が小さかったそうです。
取材のため写真は撮りませんでしたが、プレゼントした3.75sのマダイに、Mちゃんのお嬢さんが大喜びしてくれたそうです。
ところでこんな魚が釣れました。
ウメイロやアオダイと似ていますが、なんだか判りません。
映像では不鮮明ですが、白い幅広の帯が3本あります。
イサキと同じようなサイズで、これは30pくらいです。
いろいろ調べてみましたらシマアオダイという魚に良く似ています。
その魚は南方系だそうですが、オモリ辺りでした南方系の魚が食ってもおかしくないですよね。
姿からしてさほど珍しい魚とは思えませんが、南西諸島、豆南諸島、小笠原や西ノ島、サイパン、バリなどでも釣ったり見たりしたことがありません。
東海大の日本産魚類大図鑑で確認したところ、やはりシマアオダイ。
アオダイより漁獲量は少ないとのことですが、もう一回り大きくなり、食用にされるそうです。
しっかり氷締めしてきましたので、アオダイの仲間ならちょうど旨みがにじみでるころ。刺身と炊き込みご飯で味わってみます。
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一緒に味わったマダイより、こちらのほうがはるかに旨かったですね。
アオダイの仲間らしく、アオダイそのもの、というより少し旨かったような気がしました。