高知沖の巨魚狙い2006.6.1

高知沖では130s級の巨大なカンナギが釣れます。
正確には釣れていました。
タハラッチは何度かチャレンジしましたが、まだ遭遇することができません。
でもすべてを釣りきってしまったわけではないでしょう。
挑戦し続けるつもりです。

釣り方はムロアジかサバの泳がせ釣り。
基本的な仕掛けは泳がせバリ系の35〜40号を結んだ100号ハリス3m。
標準的な胴付き1本バリで、オモリは500号です。

水深は150mから400mくらい。
うれしいことに同じポイントで、10〜15sクラスの巨大なムツが活発に餌付くことがあります。
クロムツではなくただのムツ。
味の良いムツの仲間の中でも最上級で、アカムツ、ムツ、クロムツと順位をつけていますが、上位の2種は甲乙つけられないかもしれません。

歯の鋭いムツを釣ると、仕掛けが一発で傷付きます。
超高級魚と超大物を狙っているのですから、わずかな傷でも看過できません。
仕掛けは共通でエサも同じ。
ムロアジやサバの泳がせ釣りでムツを釣るのですから興味津々です。

といってもムツは食い込みの悪い魚。
それを大きなエサで狙うのですからさらに渋くなります。
アタリがあるのにハリ掛かりしない。
焦れてきます。

そこで導入したのが孫バリ仕掛けです。
タハラッチはムツをメインに切り替えるとき、ハリスの号数を少し落とし、60号にします。
造り置きする場合、ハリスにスリーブを通しておき、これに10p足らずのハリスを結んだ鼻バリをを接続し、孫バリ仕掛けを完成させます。

もちろん、カンナギ狙いの100号仕掛けにも同様の仕掛けを組み込んでおけば、さまざまな状況に対応できることになります。
孫バリ仕掛けにしないときは、ハリスに通したスリーブは遊んでいます。
圧着していないので強度の劣化は皆無。
スリーブは小さいため、抵抗はほとんど無視できると思います。

さらにこの方法なら、仕掛けの強度をあまり落とさず、船上でも素早く孫バリ仕掛けを作ることができますので、とても優れた方法だと自負しています。

・・・

ポイント近くに到着したら、まず最初にサバやムロアジを釣ります。
コマセを使わないサビキ釣りで、狙う水深は数10m。
1日分のエサを釣ってしまいましょう。
片舷から1本ずつ、10〜14本のサビキ仕掛けを出します。
オモリは200号。
片舷に入った釣り人の連係プレイで釣りまくりましょう。
したがってエサを釣るためのタックルは船中2本で間に合います。
常連さんたちはカンナギ狙いのタックルでエサも釣っていますが、できれば専用タックルを用意していくほうが良さそうな気がします。
タハラッチが同行するときは用意していきますので、各自で用意する必要はありません。

タハラッチが乗船する船は船べりが特殊で、市販されている竿掛けのほとんどは取り付けることができません。
船には専用の強力竿掛けが用意されておりますので、これを使用します。
大物釣りもムロアジ釣りも同じ竿掛け。
100s超の大物を何本も仕留めていますので、安心して使ってください。

したがってこの釣行で用意するタックルはきわめてわずかですみます。
大物竿はお好みで。
タハラッチはキングバイパー200Sを愛用しています。
リールはもちろんマリンパワー3000がおすすめです。
PEラインの20〜30号を500m以上巻いておけば何とかなるでしょう。
タハラッチは棚センサーブライト30号を600m巻いてあります。
マリンパの能力をフルに発揮させるよう、タフバッテリー26000も持参します。
これはほとんどの船に乗船する場合にも共通した基本といえます。
バッテリーコードと尻手ロープもお忘れなく。
オモリは500号で、各自3、4本くらいを用意しておけば足りなくなることはないと思います。

そして仕掛けはカンナギ用とムツ用をそれぞれ6、7本.。
ミキ糸は共通です。
竿の長さにあわせ、120号で上部にサルカン、下部にはクレン親子サルカンを結んでおきます。
ハワイアンフックの4/0か5/0も取り付けておきましょう。
ちなみにハリスとサルカンとの接続ですが、直結は上手に結ばないと縒れが生じます。
できればスリーブ止めのチチワがおすすめ。
ダルマスリーブの場合は3個で万全を期すほうが良さそうです。
タハラッチは最近、セブンストランドや、アルミスリーブを使うようにしていますが、船上ではやはりダルマスリーブが使いやすいですね。
オモリの糸は30号を適当な長さで結んでおきましょう。

これに大型のクーラーボックスがあれば十分です。
あとはレインギア、ブーツ、ライフジャケット、キャップ、ヒップガード、着替え、飲食物といったところ。
ハサミ、プライヤー、ナイフ、グローブも必需品です。
仕掛けを作って持参すれば、ハリス、ハリ、サルカン、親子サルカンなどの素材は不要ということになります。
でもその場合、くれぐれもたっぷり目に用意してきてください。

・・・

大物を狙うとき、慎重になるあまりごつい仕掛けを使用したくなります。
以前、70号の大バリを使ったところ、重すぎて根掛かりを誘発して参りました。

ところで根掛かりですが、オモリが海底に引っ掛かるだけではありません。
ハリ先が根に引っ掛かることも多いのです。
そんなとき、竿掛けにかけたままドラグをロック状態にして無理やり船を移動させるのは考えもの。
とくに道糸が船底方向に伸びているときにはどんな竿でも破損します。

根っきり棒に巻いて切るのですがこれも無頓着にはしないほうが良いでしょう。
道糸を巻きつけるとき、並行に巻くのがコツ。
数回巻きつけて隙間を詰め、そのうえを押さえつけると力の向きが相殺されるので滑りにくくなるのです。

よく見ることですが、慌ててクロスするように巻きつけ、道糸が張り詰めた瞬間にその位置か船底に触れたところから切断。
高切れしたと悔しがっていますが、道糸が足りなくなったらもう釣りができません。
仕掛けやオモリは消耗させても、タックルは破損させないよう気をつけましょう。

ちなみに根掛かりしたとき、あわててドラグを締めて道糸を引っ張るのも考えもの。
まずは道糸を弛めてみましょう。
状況によってはこれだけで根掛かりが外れることもあります。
外れなかったら、道糸をたるませたまま緩急つけながらチョンチョンと外しにかかりましょう。
それでダメなら強引に切るほかはありません。

仕掛けにつきましては、釣魚ガイド&仕掛け大物釣りのページカンナギのページ巨大カンナギの仕掛け巨大ムツの仕掛けなどを参照してください。
タハラッチはムツ狙いのために、90号のミキ糸に60号ハリスを結んだ胴付き5本バリを用意していくつもりです。


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