大原のマダイ&ヒラメ2005.1.20〜21

20日から21日の1泊2日で、大原、富士丸の午後マダイ、午前ヒラメ、午後マダイと3連チャンの釣りを楽しんできました。

20日の予報は南房で4mの波とのことでしたが、午前中の乗合船は順調に出船。
ヒラメを好釣していました。
午後も例によって予報と違って凪ぎは良さそう。ビシマ釣り師に混じって、独り、鴨居式の竿釣りでマダイを狙うことにしました。

前日は4人で27枚と爆釣だったとのことですから気合が入ります。
ところがウマヅラ、ベラ、サバフグなどの猛攻で、日の高いうちはマダイがなかなか食ってくれません。
食ってくるのはウマヅラ、マハタ、ホウボウ、カサゴなど。
タハラッチも良型のウマヅラとホウボウを2尾ずつ釣って楽しんでいました。
日が傾き、薄暗くなってくるとようやくマダイが姿を見せ始めます。
タナは海底スレスレとのこと。
洋子さんはビシマで3sを仕留め、その強烈な引きを堪能していました。
タハラッチも同じタナを集中的に攻め、待望の強烈なアタリを取りました。
しめしめ、てっきりマダイだと思って喜んでいたのは巻き上げ中だけ。
姿を見せてくれたのは1sを優に超した型の良いチカメキントキで、喜びは10分の1に縮小してしまいました。

翌朝はヒラメ釣り。
第1投目からアタリが炸裂し、やがて船中6名中、4名が型を出します。
中でも昨日、良型マダイを仕留めた洋子さんは絶好調。4枚を釣っています。
もう1名は体調を崩していますから、純粋な丸ボはタハラッチただ独りだけ。
残り時間はもうほとんどありません。気持ちは焦ってきます。
横流しで道糸は船下にしっかりと入っていき、底ダチからしばらくで最初の2倍ほど伸びてしまいます。
それでも道糸をどんどん送り込んで底スレスレに仕掛けを保ちます。
そして待望のアタリ。少し送り込むとゴクゴクッというヒラメ特有の食い込み。竿を立てるとギュンギュン強烈な引き込みが開始されました。

潮の抵抗のうえにどうやらオマツリもしているようで、重さは強烈。
慎重に巻き上げましたが、海面ではオマツリのため、なかなか浮上させられません。
懸命に仕掛けを引き上げ、大ダモに収まったのは3.5sの良型。身の厚さがしっかりしています。

富士丸ヒラメ
富士丸のHPから借用しました。

タハラッチのタックルは手持ちヒラメV265とシーボーグ250FB。軽量で操作性抜群なタックルが、土壇場でのみごとな釣果に結びついたというわけです。
ちなみに道糸は棚センサーブライト4号で、オモリは80号。
当初はハリスはディーフロン6号80pで捨て糸はディーフロン4号1mでしたが、終盤、アタリを取ったときには、捨て糸の長さは半分の50pに詰めていました。
ハリは伊勢尼銀バリの12号で、孫バリはなし。
エサはシコイワシでした。

ヒラメの後はいよいよ午後マダイ。
今日こそは型ものを竿で釣るぞと意気込みましたが、まったくの不調。
船中でもアイナメやオニカサゴが姿を見せるくらいで水温が一気に下降した感じです。
結局、小ダイが型を見ただけでほかに目立ったのはマハタくらい。
残念な結果に終わってしまいましたが、潮況が持ち直せば、また19日のような爆釣が期待できるような気がします。

そしてこれから、もっと期待できるのはクロマグロ。
この2日間でもイワシの群れはかなり濃いようで、カモメがそれを追って騒いでいます。
イワシの群れを追っているのはクロマグロのはず。
この大原でも、80s級のクロマグロが上がっているのですから、これを狙わない手はありません。
2月になって水温が落ち着いてきたら、ぜひチャレンジしてみようと思っています。


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